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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

幾つかお知らせを。 ・今日体調不良投稿出来るか 分からん。気分で ・これにて投稿頻度⤵︎

冷え込む寒い日。

🍣

うぅ 、寒っ …

こんな寒い日の学校は憂鬱だった。

更衣室

🍣

ふぅ 、……

1限目は体育だった。

陸上大会の練習だかなんだか。

1番受けたくない授業だった。

且つ1限目とか最悪でしかない。

🍣

行くか 、……

1人そう呟き、 ロッカーの鍵を閉め 、 更衣室を出た。

体育の先生

もっと速く走れ!

🍣

はぁ 、はぁ 、……
もう 、無理 、…… っ

欲望と熱血に満ちた 先生の要望には応えられない。

唯でさえ体力のない人間に かける言葉ではないだろう。

走り終わった)

体育の先生

ないこ 、
お前の100m走のタイ厶は
15.6秒だ 、
もう少し速くな 、

🍣

…… はい 、努めます

体育の先生

頑張れよ

🍣

はい 、……

口先では皆そう言うのだ。

行動に移せるかと言われれば、

あまり自信がなかった。

体育の先生

これで体育の授業を終わる。
号令かけろー

生徒

礼 、あざしたー

皆んな口々に挨拶をして グラウンドを去っていく。

俺は戻る気になれなかった。

だって _ 。

更衣室

🍣

やっぱり 、だ …

これは恒例と化している。

ロッカーの中身が盗まれる 、 そんな事件。

もう事件と言っていいのか 分からないが 。

🍣

はぁ 、……

他の人に気付かれたくない為 、 極力小さな声で 、

としたいところだが

心掛けようにも出来ないことだ

🍣

もう 、嫌だよ 、

🍣

こんなの 、懲り懲りだよ … っ

こんな弱音を吐くと

涙が溢れそうで - …

何故俺が巻き込まれているのか は分からない。

🍣

まぁいっか 、

零れそうな涙を 必死に堪えた

俺は常に常備している ジャージを着た。

実は鞄の中に入れている。

鞄は 、 いつも誰も目につけないような所に 置いてある。

そのため 、盗まれることは まず無い。

🍣

だって無いもん 、
しょうがないよね 、

小声でそう呟いた

本当は 制服を着なきゃ駄目だが 、

先生に事情を話して 許しを貰えた 。

まぁ他生徒からは 目線が少し痛いが。

🍣

ふぅ 、行くか … 、

そう呟いて更衣室を出た。

そして 、教室へと歩みを進めた。

昼休み 教室

友達

ねぇないくん ~ ?

彼女はいつも昼休みになると 俺の席に来て話しかけてくる。

今日もその様だった。

🍣

ん 、どした ?

友達

なんでさ ~

友達

ないくんはさ ~

友達

いっつもさ ~

友達

ジャージなの ~ ?

🍣

一回一回区切んなよ w

友達

御免 w

🍣

まぁ ~
訳ありってやつ ?

友達

いっつも
そう返してくるよね 、

🍣

うん。
訳ありだからね

友達

ふふっ w

🍣

まぁ想像に任せるよ

友達

ん 、分かった

友達

じゃあねっ

🍣

うん

そう言って彼女は 俺の席から離れてく。

どうやら他の友達と遊ぶ様だった

彼女とは毎度 同じやり取りをしている

流石に飽きてきた 、 と思い始める頃だった

否 、友情関係を壊したくない為 、 彼女の話し相手になっている。

そう 、他愛のない会話

実際弄んでる此方からしたら 少し楽しい。

まぁどうでもいいのだが。

明くる日の体育授業

体育の先生

今日はシャトルランな ~ 。
体力つけるぞ ~

生徒

はーい

🍣

…… 、

今日は朝から 体調が優れなかった。

シャトルランなんて 心底やりたくなかった。

体育の先生

まだ10回目だぞ ~ !
もっと頑張れ!!!

俺は既に限界だった。

限界突破した 、 と言っても過言ではない

🍣

先生 、…… っ

体育の先生

はいはい 、
どうした ?

🍣

頭痛と腹痛が酷いので
保健室行っても
良いですか …… ?

体育の先生

本当か ?
それで偶に
詐欺ってくる奴いるからな

🍣

ほんと 、です 、よ ……

体育の先生

まぁ確かに辛そうだな。
良いぞ

🍣

ありがとうございます 、……

そう言い残し 、 俺は授業から抜けた

🍣

い゛っ 、た゛、…

さっきより酷くなった 頭痛と腹痛。

こう言う時に 助けてくれる相手が欲しい。

そう考えながら 、 俺は更衣室の扉を開けた

ガラッ …

そこには驚きの光景があった _

🍣

っえ 、いふさん!?

驚きのあまり 大声を出してしまった

だって 、

俺がずっと想いを 馳せていた彼が 、

俺のロッカーで 何かをしていたから。

🤪

え 、あ 、あの 、

彼は動揺を隠せない様だった

🍣

あの 、何してるんですか 、… ?
俺の 、ロッカー 、で 、……

🤪

あの 、いや 、えと 、

彼は少し時間を置いてから 、

こう言った

🤪

ないこ 、くん 、が 、…… から

🍣

…… え ?

上手く聞き取れなかった。

わざとかもしれないが 、

呟きの様で。

🤪

だから 、… っ

🤪

君が 、

好きだったから

🍣

…… え ? はい ?

🤪

御免 、なさ 、…… っ

🍣

御免 、思考が追いつかなくて 、…

🤪

いきなり 、御免なさい 、… っ

🍣

いや 、嬉しい 、……

🤪

…… ぇ … ?

🍣

俺も 、

好きだったから

🤪

…… っ!!

🍣

入学式の時
廊下ですれ違った時から 、

🍣

顔が 、

🍣

教室で見かけた時の性格が 、

🍣

全部全部 、

大好きです

🤪

…… !

🤪

俺も 、同じ 、

🤪

一目見た時から 、

🤪

顔が 、

🤪

スラッとした体型が 、

🤪

もう数え切れない程 、

大好きです

🍣

… 、てことは 、

🤪

俺ら 、

両想い … !?

🍣

てことになるよ 、ね 、……

🍣

え 、……

グスッ 、グスッ 、… っ

🍣

…… え 、泣いてる … ?

🤪

いや 、そうじゃなくて 、

🤪

嬉し 、くて

🍣

!!

🤪

俺と 、

付き合ってください

🍣

… はい !

俺は彼の手をそっと握った

181タップお疲れ様.ᐟ.ᐟ

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