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赤
黄
黄
桃
桃
赤
赤
赤
橙
紫
橙
橙
青
桃
赤
紫
みんながみんな自分で自分の道を歩んでいる
でも僕は違う
僕は電車
敷かれたレールを走るだけの電車だ
赤
青
桃
黄
青
青
青
赤
橙
青
橙
橙
桃
黄
黄
青
僕はそう思わないよ
僕には夢があったんだ
僕がまだ小学生の時
父さんととあるグループのライブに行ったんだ
ステージの上に立つキラキラなアイドル
全てがキラキラしていた
青
父さん
父さん
父さん
青
観客席に座る人が沢山
この人たちの為に何十万の人が足を運んだ
みんながこの人たちのために動いた
歌に合わせてペンラを振る
ステージからはこのペンラがどう見えるんだろう
ライブをするってどんな感覚なんだろう
その時から僕は歌手になりたいと思っていた
そんなある日
青
父さん
青
青
父さん
青
父さんとのお出かけの帰り道
僕は父さんと手を繋ぎながらその事を話した
父さん
青
父さん
父さん
青
父さん
父さん
父さん
青
青
父さん
父さん
父さん
父さん
父さん
父さん
青
父さん
父さん
謝られながら父さんにそう言われた
それから僕は理解したんだ
僕にはレールがあるんだって
僕はその上しか歩けない
そう分かったんだ