- ̗̀⚠︎ ̖́-
緑黄
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名前をお借りしているということを忘れずに楽しんで下さい。
口調の違い、キャラ崩壊あり
BL
曲パロ
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私の大好き緑黄です((
実は3回目の投稿なんですよね((は?
やっぱりノベルは難しい!!
ということでノベルだったものをチャットで書き直しです!
曲名、当ててみてくださいね!
そしてこの連載なんと次で終わります(
💚
俺は今日、上京する。
愛する彼女を置いて…。
冷えきった身をどうにか暖めながら歩く。
駅への距離は縮まってゆく。
💚
💚
💚
誰よりも大好きな彼女だ。
本当は会いたかった。
だが俺はお別れが苦しくなるからという理由で、彼女が見送りをしたいと言った時、断った。
💚
既に決まったことなのだから、と諦めて視線を前に向ける。
すると…
💚
💚
少し向こうに、家の前で立っている彼女を見つけた。
寒さのせいか、ほんのりと頬と鼻が赤く染っている。
💚
どうしても会えた嬉しさよりも戸惑いが勝ってしまい、そう問いかける。
💛
💚
分かりやすく嘘をつく彼女が愛おしく、つい笑いが零れる。
余程行きたいようなので、一緒に行こう、と手を握ると彼女は目を輝かせながら握り返してくれたのだった。
💚
粉雪の舞う札幌駅のホームで君と2人長いマフラーを巻き、悴んだ手を再びぎゅっと握る。
余裕を持って駅のホームに着いた俺達はホームの椅子に座り、上り行きを待つ。
離れ離れになるのだから、話したいことは沢山あるので何度も話そうとした。
だが言葉にすると途端に泣きそうになってしまう。
💚
どれだけ悲しんでも時は止まらず、俺達はまた歩き始める。
不安と期待を抱えながら、描いた夢を叶えるために今日を置いていく。
君にいつか伝えたいことはまだ胸に仕舞ったまま。
💚
💚
道中に買った寒さですっかり冷めてしまった缶コーヒーを飲みきって君の指を少し強く握る。
💚
💛
💚
💛
そう伝えると明らかに表情が曇った君の手を離し、立ち上がる。
それと同時に立ち上がった君がマフラーを巻いて、俺の胸に顔を埋めながら呟く。
💛
💛
俺も、とだけ返してキスを1つ君の唇に落とす。
その瞬間、ホームに鳴り響くベル。
乗り過ごしたい気持ちは山々だが、そんな訳には行かないので急いで電車に乗りこむ。
するとドア越しにに君は顔をくしゃくしゃにして笑いながら手を振ってくれたのだった。
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