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拓斗
奥出
この提案に何の意味があるというのだろう。
俺へのメリットが大きい気がするが、 奥出はにやにやしながら俺を見つめている。
奥出
拓斗
奥出はふふっと笑う。
奥出
拓斗
俺は奇妙さを覚えた。
こんな校内だけの事件に、 黒幕なんてたいそうな者がいるとは思えない。
奥出
急に冷たい態度をとり始める奥出。
拓斗
奥出
拓斗
理由もなしにこんなことをするはずがない。
俺をからかっているのか。
奥出
よくわからない言語が書いてある文書を手に入れた。
解読は友人に任せるとしよう。
拓斗
奥出
奥出はさっさと教室から出て行ってしまった。
拓斗
面倒くさいことに巻き込まれてしまった気がする。
そういえば、 忘れ物を取りに来たんだった。
担任
拓斗
担任
拓斗
担任
いきなりなんてこと言うんだ。
そんな証拠どこにある。
さっきの出来事を見せてやりたいくらいだ。
拓斗
担任
見逃してくれたということだろうか。
俺もさっさと帰ることにしよう。
俺は早速家に帰り、 友人に電話をかけた。
友人
拓斗
友人
拓斗
ここまでおかしな奴だったのか、 俺の友人は。
友人
拓斗
友人
ランダム制だとでも言うのか。
拓斗
友人
拓斗
友人
友人と話していると、 それが必要か無駄か、 分からなくなってくる。
拓斗
友人
拓斗
そう言っておけば、 向こうも乗り気になるだろう。
友人
なんか勘違いしてやがる。
拓斗
友人
友人の言う『秘密基地』とは、 学校内の使われていない教室を占領することだ。
拓斗
友人
友人の言う休憩中とは、 もしかするとそういうことなのか?
拓斗
友人
これは確定だな。
翌日、俺は化学のノートに怪文書を挟み、 友人に手渡した。
友人
拓斗
友人
拓斗
俺は別に何でもよかった。
友人
拓斗
友人
拓斗
もう何の話なのか分からなくなってきた。
友人
拓斗
友人
拓斗
友人
本当に遠回しに話を進めるのが好きなようだ。
拓斗
友人
拓斗
友人
拓斗
俺は奥出の提案を呑んだだけだ。
自分なりの正義で行動しているだけで、 自分の意志はそれほど関係ないのかもしれない。
友人
拓斗
友人
拓斗
友人
拓斗
俺が勉強できないことは重々承知だが、 友人もそうたいして変わらないものだ。
友人
拓斗
友人