テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

曲パロだあぁぁぁ!!

少し低いビルの天井の淵に座り込む。

冷たい風が吹く。

…あぁ

…いっそ、 太陽が落ちてくりゃいいな。 あまりにも、寒いから

暗がりの奥は歩けない、決まり

いきたい場所だって多いが、 あまりにも寒いから

この街の外には出られない、 決まりだ。

ストンッ

今日も、何度もあくびを噛み殺して

涙の乾いた、 グレーの道を歩いていく。

リツ

「決して
 近道しないように」

連れて行かれんぞ。

黒いナニカが影から溢れ出す。

それは集まり形をなし、にやりと笑った。

アイツらはいつでもそこらで 待ってんだ。

『俺らの仲間になろうぜ』って

耳を塞いでも、耳鳴りのように 続いて止まらない。

叫ぶ言葉 『オマエだけずるい』

『代われ』

『代われ』

     『代われ』

『代われ』

言うには。 「俺は禁忌に触れた」って

リツ

でもさ

そこは、 動けないくらい冷たいだろ?

ざまあみろよ。 そこから先は踏めないだろ?

リツ

この日常は渡さない

暗い部屋。

いつも俺らのボスが 座っている椅子には人がいなく、

近くに置かれた写真の置かれた 仏壇の前で、一人の男が泣いている。

その青い髪から目を逸らす。

…窓から入った月の光が、 呑気に笑う写真の俺を照らした。

…月が砕け散りゃいいな

色を移さない、グレーの窓には

俺の姿は映らない、決まり。

…お前の近くだけが、 暖かいままなのは。

まだ俺を忘れていない、証。

「…さっさと忘れろよ」

「今まで、部下が死んだって  そうだっただろ」

リツ

…なぁ、カイリ

今日も、痛みをシカトして

涙の乾いた、 グレーの街で暮らしていくんだ

決して、触れてしまわないように

リツ

「連れていっちまうぞ?」

だけど、お前がそんな顔で泣くから。

部屋の外に出たカイリを見守る。

…そんな顔、すんなよ。

“アイツら”が、また俺の周りで 形をなしていく。

声が鳴ってんだ

『お前の仲間にしようぜ』って

叫ぶ、言葉 『ガマンは無理だろ?』

『触れ』

『触れ』

            『触れ』    

『触れ』

リツ

…うるせぇ

言うには。 『俺は禁忌そのものだ』って

でもさ、そこは 惜しいほど暖かいだろ

リツ

お前だけは、守らなくちゃ
意味がないだろ

こんな寒さが、

リツ

何だってんだよ!!

持っていたナイフを取り出し、 “アイツら”を切り付ける。

近付けないように。

守るために。

幽霊が、 幸せの中に居ようだなんて

リツ

馬鹿だ

馬鹿だ?

だとしたら何だ

黙れ 黙れ 黙れ

リツ

黙れ

言うには、 『俺は禁忌に狂れた』って

でもさ、ここは、 動けないくらい冷たいから。

どうか、ここで。 俺に会うのはやめてほしい。

黒い闇に沈んでいく。

…あぁ

リツ

…寒いな

「よかった」

カイリ

…リツ、?

ボス

カイリー?

カイリ

…今行きます!

自分で書いておいて

純愛じゃあぁぁ!!ていう感情と 死ネタだまってしぬの感情で 頭ぐっちゃぐちゃの女です

ちなみにこちら、いよわさんの 「わたしは禁忌」でごぜーます

皆…!!聴いてね!!!

ではー!バイ主〜

この作品はいかがでしたか?

47

コメント

4

ユーザー

聞いたことないかもしれん!!!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚