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~○○side~

らいおんくんは一体なにものなのか...な。 あんな強くて、あの3人の男の人達は、すごい震えながら、 『殺される...』なんて。 でもそんなことより、らいおんくんがこんな近くにいることが、 胸が苦しいほど幸せで。 いつも私を助けてくれるのは、やっぱりらいおんくんなんだな。

あなた

らいおんくん....ごめん...ね...

こんな状況なのに久々にらいおんくんを感じて、違う意味で涙が出てくる。

テヒョン

ねーちゃんの俺不足より何倍も俺はねーちゃん不足なんだけど。

らいおんくんをじっと見つめて、らいおんくんがこんなにも近くにいることが愛おしくて、気持ちが抑えられそうもない。

もう、...抑えなくてもいい? ...もう辛いよ、...関係が壊れてもいいから。 伝えるぐらいなら... ごめんねらいおんくん。私の気持ち、伝えても...いい?

テヒョン

ねーちゃんには...あの男がいること分かってるけど...それでも俺諦め

あなた

らいおんくんっ...好き

らいおんくんはへ?って顔をしてる。 ごめんなさい。迷惑な気持ちだって分かってるけど

あなた

らいおんくんを困らせるって...迷惑だって分かってるけど...らいおんくんが...
好き。ううん...。大好き...です。

やっと伝えられた。 らいおんくんには負担になる気持ちだって、分かってるけど、ごめんね。 らいおんくんはずっと固まってる。 なんで私に触ってくれないの...? らいおんくん...ナラちゃんがいることは分かってる...けど今だけは... 目からこぼれ落ちる私の涙は、らいおんくんの服を伝っていく。

あなた

らいおんくん...分かってるから、らいおんくんにはナラち...ひゃっ

らいおんくんは私の唇に唇を重ねる。 すぐ舌を口の中に侵入させて、何度も何度も頭を撫でながら、 舌を出したり入れたりする。

いつもは、余裕そうにキスをするらいおんくんだけど、 今日は余裕がないような、焦ってるような、必死になってキスをする。 久々のらいおんくんとのキスは、気持ちくて頭がふわふわして、 幸せな気持ち。

らいおんくんは私の頭をがっちり逃げれないように抑えながら 深いちゅうをする。 私は逃げないよ。 らいおんくんの温もりが愛おしくて、 らいおんくんはいつもはあんなにゆっくりと優しく深くキスをするのに、 今日のキスは、一生離さないって、感じさせるようながっつくような 深い激しいキス。

らいおんくんは一切唇を離す気配はなくて、 息を吸うのがむずかしくて目に涙が溜まる。

あなた

...っ...ぁ

らいおんくんは、私の目に涙が溜まってるのに気づいて、1度口を離して、 また角度を変えてのキスを何度も繰り返す。

らいおんくんの今までのちゅうとは違って、もっとより濃厚に、 私の舌を吸ったり離したり、軽く甘噛みしたりを繰り返す。

あなた

ぁ、はぁっ...んっ

ナラちゃんごめん。今だけは、らいおんくんを貸してください_______

______________どれぐらい時間が立っただろうか。 らいおんくんは一向にキスをやめない。 噛み付くようなちゅうを何度も何度も繰り返す。他のところは触ってくれないの...?なんて思いながら、どんどんあそこは濡れていく。

あなた

んむっ...んっぁ

舌を舌で包み込むように絡めはじめ、 膝立ちしている私の足はブルブル震える。 らいおんくんは触れ合えなかった分の全てを埋めつくすように、 とろけるちゅうを、永遠に続けるかのように、離さない。 私の目をずっと愛おしそうに見つめてくるから、 胸がきゅうって締め付けられる。

もう1時間ぐらいきっと立っている。 それでも、らいおんくんを感じたくて、 私もらいおんくんについていくのに必死だった。 私の舌が逃げても逃げてもらいおんくんは捕まえて、 逃げんなって目で伝えてくる。私の舌を包み込んだり、 吸ったり吸い上げたり離したり、何度も何度もえっちいちゅうを繰り返す。

私たちの吐息と、少し漏れる声と、 ちゅってなるリップ音だけが響くこの校舎が愛おしくて。 らいおんくんが、好きで好きで、大好きで、愛してるの。

あなた

らっ...いぉんくんっ...も、むり...っ

そう伝えても、らいおんくんは私を引き寄せて、ちゅうをやめない。 気持ち良すぎて、とろけてしまいそうで、でも怖くて。 これ以上らいおんくんから抜け出せなくなってしまったら、 どうすればいいの?

校舎の方からガタッと音がした。 らいおんくんはそれでもちゅうをやめる気はない。 私は横目で音のなった方を見ると、目が涙でぼやけてるから よく分かんないけど...ひよこくん...?うさぎくんと... ミア?え?

驚きすぎて目を見開く。 らいおんくんは唇を離す気はなさそうだから、目で訴えると、 らいおんくんも3人の方を見て、

テヒョン

...え

ってやっと唇を離す... のかと思ったのに、無視してまた唇を合わせる。

あなた

んっ...っ

らいおんくん全く気にせず舌をガサツに入れてねっとり絡めてくる。 それどころか、このまま押し倒されそうな体制。

ジミン

...え!?僕たち目合ったよね!?

あなた

っぁ..ぅ...

ジミン

え、ちょ!?え、!?ねぇ無視!?2人共!?

ひよこくん、うるさい...。

らいおんくんが口を離す一瞬しか喋ることが出来ない。

あなた

ら、ぃお...んく、...ぁ

らいおんくん、片方の手では私の頭押さえてるのに、 もう片方の手では腰らへんをソワソワと触る手つきがえろい。

ジミン

...ねぇえ僕泣いていい?

ミアとうさぎくんは黙ってるっていうのに、 ひよこくんずっとブツブツ言ってる。 らいおんくん全然ひよこくん気にしてない。 とろけるような深くて甘いちゅうを、らいおんくんはやめる気はないみたい。

でも、らいおんくんが口を離して、

テヒョン

...ねぇ、なんで3人ずっと見てるの

え、今...?

ジミン

ぼ、僕たちは見たくて見てたわけじゃっ...

ミア

...あ、よ、よびにきたんだけ...ど...ね?

グク

あー、ミスコンとミスターコン時間が...

ジミン

てかね!!2人キス長すぎるよ!!?1時間30分ぐらいしてたよ!?

ひよこくん、まさかのずっといたやつ?

あなた

え...ひよこくんまさか最初から、...?

私とらいおんくんは、ちゅうに夢中になりすぎて3人がいたことに 全く気付かなかった。

テヒョン

...は?

らいおんくん、すごいひよこくん睨むじゃん... ひよこくん、軽く怯えながら言い訳かのように話し出してくる。

ジミン

だだだだだって!!さ?!
僕は2人を探してて、ここで声が聞こえてきたから覗いたら、
2人がキッスし始めてさ、?!しかもすごい深く!!
○○ちゃん服はだけてたし!!
こういうのって邪魔していいのかな?って思って分かんなかったから、
グクくんをダッシュで呼びに行ったの!!!
そしたらグクくん、この光景見て、

グク

『仲直りしたのか、お姉ちゃんと兄ちゃん。あ、先輩大丈夫ですよ、
日常茶飯事的なことなんで、長くても10分程度待てばキスは終わりますよ。』

ジミン

とか言ったから、まず日常茶飯事!?ってなったけど、
確かに僕の家上がった時も首噛んでたなってなって待ってたんだよ!?
なのに一向に終わる気配なくて、
○○ちゃんめっちゃ涙目なってたよね可愛かった..

あなた

(ん?

ジミン

俺ドキドキしちゃった、あんな深くて甘いキスをあんな長い時間やるなんてさ
グク君でさえも、

グク

『ねーちゃん頑張ってる...かわいい...でも長い』

ジミン

とか言ってたからね!?
ミアちゃんも呼んだんだよ?!
そしたら○○ちゃん達気づくかなって思ったんだけどミアちゃんには刺激が
強すぎて顔真っ赤にして黙っちゃったしね、
もうこっちは色々と焦ってたんだからね!!?
ミスコンとミスターコン忘れてたでしょ、2人共!?
絶対に僕らこのまま気づかなかったらあと5時間ぐらいキッス
繰り返してたでしょ!?いや、もしかしたら1日!?

なんて全部説明するひよこくん。

テヒョン

...先輩音鳴らすとかありえないし...

ジミン

...きっ、君たちが悪いっ

テヒョン

邪魔された...はぁ...最悪...

らいおんくんはかなり不機嫌。 私の幸せの時間も終わっちゃった... ひよこくんのせいで。

ジミン

2人とも行くよっ!

らいおんくんが行こうとするから、思わず服の裾を掴む。 だって、らいおんくんは絶対1位。 ナラちゃんとちゅうすることになる。

テヒョン

ねーちゃん?

あなた

らいおんくん...行っちゃ....や。

うぅ...私今最大にうざい女なんばーわんだ絶対。

ジミン

ちょっと○○ちゃん!なんで!!

ひよこくん今日めっちゃ怒るじゃん。

あなた

だって...らいおんくん...1位...でしょ?

ジミン

そうなんだよなんでだろう、僕が1番イケメンなはずなのに...

グク

え、先輩4位なのに?

ジミン

うっうるさぁぁい!!

あなた

だって...そしたらちゅう...うさぎくん1位になればよかったのに...

グク

え?ねーちゃん俺と

テヒョン

どういうこと、ねーちゃん?

あなた

だって...そしたら...ナラちゃんと...ちゅ、ちゅうでしょ...?...や、やだ...

彼女とちゅうされるのが嫌だとか私最低でしかないよね、うん。

ジミン

○○ちゃんたまにはかわいい...

テヒョン

いつもだし。てかねーちゃんに可愛いとか言っていいの俺だけだから

グク

てかお姉ちゃんが1位だし。泣き顔ブス子が2位、あの人は3位。

あなた

え、...よ、よかったぁ...

でも意味ないんだけどね、らいおんくんとナラちゃんは結局、 付き合っちゃってるわけで。

ってことは...ちゅうするのは...私か。 これがいい区切りなのかもしれない。 これが、最後のらいおんくんとのちゅう。 ちゃんとした義理の兄弟としての距離を、保とう。 らいおんくんには彼女がいる。

辛いけど、くっつきすぎてたり、あからさまに避けたりしすぎたんだよ私は。 1番ちゃんとした距離を保とう。

テヒョン

ねーちゃん、行こっか

らいおんくんに手を引かれて、体育館に行く。 らいおんくん、大好き。好き。愛してる。 でも、諦める。諦めなきゃ。諦めないといけない。

らいおんくんとねーちゃん。

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コメント

3

ユーザー

いや、私もミスコンとかのこと忘れてた(笑)

ユーザー

ジミン氏www

ユーザー

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ 諦めるんじない!らいおんくんもねーちゃんのこと好きなのにィィー 続き待ってます!

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