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らいおんくんとねーちゃん。

らいおんくんとねーちゃん。

「らいおんくんとねーちゃん。」のメインビジュアル

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らいおんくんとねーちゃん。【36】

♥

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2021年11月23日

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司会者

1位の2人がご登場です!!

学校1の美少女とかどうでもいい。 らいおんくんの1番になりたかった。

司会者

では、キスをして頂きましょう!!

らいおんくんが私にそっと唇を合わせる。 見てる人たちはキャーキャーしてる。

司会者

美しいキスですねっ!ありがとうございました!!

らいおんくんやだ、唇を離さないで...

無意識に涙が出てたみたい。 らいおんくんは私の涙を、指でふき取って、

テヒョン

ねーちゃん、物足りないって顔してる

って笑うけど、...そーじゃない。 離さないで欲しかったの。 このキスを一生続けられてたらなって。

テヒョン

じゃ、後でねねーちゃん。

あなた

...うん

今日はジンとも帰らない。 1人で帰るのは久しぶりだなぁ...。 とても道が広く感じる。

家のドアを開けて、私が1番に行くところはらいおんくんの部屋。 今日だけ、お願い。 1年生は片付けがあるから、少し遅くなるらしい。 らいおんくんのベッドに寝転んで、らいおんくんの温もりを感じて、 少し目が潤む。

なんか変態みたい、私。 少しだけ、らいおんくんの匂いを感じてもいいかな... らいおんくん達が帰ってくるまで。 らいおんくんのベッド私の涙の跡を残して、 私はうとうとして、そのまま眠りについてしまった。

~🐯side~

ねーちゃん不足が、異常なんてものじゃないくらい苦しい。 あのまま先輩が音なんて出さなければ、きっとキスを一生続けただろう。 ねーちゃんは、俺に『好き』って言った。 すぐ俺も言おうと思った。 けど、久々にねーちゃんを感じて、あんなに気持ちを自制していたのに、 キスを落としてしまった。

ねーちゃんが好きって言った瞬間、聞き間違いかと思った。 だってねーちゃんが俺を好きとか、考えもしなかったから。 俺だってすぐ返事を言おうと思ったのに、あんなにもねーちゃん涙目で。 キスしたいの堪えてたからもう我慢の限界で、気づいたらキスをして、 舌を入れ始めてた。

あんなに止まらなくなるとは思わなかった。 ねーちゃんはすごい頑張ってついてきて、あぁ、ほんとに可愛かった。 ...まだ足りない、もっと欲しい。 ねーちゃんを離したら、どこか遠くに行ってしまいそうで、 離す気なんて全くなくて。 ねーちゃんに早く、俺の気持ちを伝えないと。

ねーちゃんに触ったらきっと止まらない。 ねーちゃんのことに関して、俺は余裕がないから。 あんなにねーちゃんを泣かせたナラを俺が許すわけない。 人生ごとぶっ壊してやる。 あのキスマも...うぜぇし...

2週間もまともにねーちゃんを感じてなくて、 あんな可愛いことばっかされたら、ねーちゃんを感じたくてしょうがない。 あー...ほんと可愛すぎる。 ほんと可愛すぎて困る... なんて考えてたら家に着いた。

ドアを開けて、そっこーねーちゃんの部屋に行く。 え?ねーちゃんいない? リビング行ってもいないし、ほんとにどこ行った? 俺の部屋が最後、部屋に入ってみれば、 天使のような寝顔で寝ているねーちゃん。

テヒョン

...はぁ。かわい

俺のベッドで寝てるあたり、もうかわいいしかない。

あなた

...んっ

一瞬起きたのかと思ったけど、すやすやと吐息を立てて寝てる。

あなた

...らい...おんくん

なんて寝言を発するねーちゃんはずるい。

起きてほしいような、寝顔をまだ見つめていたいような変な感じ。 そしたら急にねーちゃんが起き上がって、

あなた

...んぇ!?私寝てた...!?

なんて焦ってるねーちゃんかわいいほんと無理

テヒョン

ねーちゃんおはよ

あなた

え、...ら、らいおんくん!?私何時間寝て...

あなた

あ、...えっとこれは...その...らいおんくんのベッド...で寝てたの...は...

なんてもごもご照れながら喋るねーちゃん。

テヒョン

ねぇ...押し倒していい?

あなた

えっ...ひゃっ

ねーちゃんをベッドに押し倒して、上からねーちゃんを眺める。 あー無理だ、めちゃくちゃにしたい。

~○○side~

らいおんくんは私の首につけられた跡を上書きしようとしてくる。

あなた

だ、だめっ...!

そしたららいおんくんはしゅんってして、

テヒョン

...なんで

って言う。

あなた

...ダメだよ...らいおんくん。

あなた

私は...らいおんくんが好...きだけど、らいおんくんは違う人を想ってる...
だからもうこういうことはしない

声も震えてるし、泣きそうになるけど...

あなた

らいおんくん...今日いっぱいいっぱい...ちゅうしてくれて、ありがとう...っ

私はらいおんくんの腕をどかして、ベッドから降りる。 けど、らいおんくんは私を引っ張って、後ろから抱き着いてくる。

テヒョン

...俺の...彼女になるっていう...選択肢はないの...?

らいおんくんには...彼女がいるよ?

あなた

らいおんくん...彼女いるんだから...そういうこと言うのやめて...?

テヒョン

...え?俺彼女いないけど

あなた

...ナラちゃん...

テヒョン

...ナラ?...

あなた

私...見たもん...ちゅうしてるの...

テヒョン

...え?...あ...まさか...

らいおんくんは謎でも解けたように目を見開いて、その後深いため息をつく。

あなた

...?

テヒョン

俺とナラが付き合ってるわけないじゃん。あんなブスありえない

あなた

そうやって言ったって...ちゅうしてた、深いやつっ...

テヒョン

...ねーちゃん見てたってことか

あなた

あと電話でナラ好きって...

テヒョン

聞いてたの?

あなた

...そろそろ離れてらいおんくん...

テヒョン

だから違うって...全部脅されてたからしたこと

あなた

意味分かんない...

テヒョン

もし言うこと聞かなかったからねーちゃん、男たちに襲わせるって言うから...
俺がいる時だったら助けれるからいいけど...いなかったら助けれないから、
言うこと聞いた。

...どういうこと?私を守るってこと...? ...てことは、

あなた

...じゃあ付き合ってないの?

テヒョン

当たり前じゃん

あなた

...泣いてい?

テヒョン

もう泣いてる

私って弱いなぁってつくづく嫌になる。 しかも私を守るため...なんて。

テヒョン

あーもう襲いたい

あなた

...だめだよ。

テヒョン

...なんで?

あなた

だって...これから先、らいおんくんに好きな人ができたら...?
らいおんくんに彼女が出来たら...?私は余計辛くなっちゃうから

テヒョン

...俺もう好きなんてまとめられないくらい好きな人いるし

らいおんくんいるんだ...余計目に涙が溜まってくる。

あなた

なら尚更だ...

テヒョン

ねーちゃんさ、俺の好きな人誰だと思ってんの?

あなた

ミア...とか、らいおんくんのまわりによくいる可愛い子達...?

テヒョン

俺には好きな人しか可愛く見えないし

あなた

そんなに...可愛い人なんだね...

テヒョン

俺前に、ねーちゃんしか可愛いと思ってない宣言したよね?

あなた

...そーだっけ?

らいおんくん、急に何の話...?

テヒョン

俺が何度、襲いたくなって可愛いすぎて困るし焦るし、...
何度理性が切れそうになったかなんて知らないでしょ?

よく話が見えてこないよ、らいおんくん...。

テヒョン

あー...なんも伝わってない。ほんと鈍感。

らいおんくんの鈍感かなりひどいと思うんだけど私。 らいおんくんは一呼吸置いてから、

テヒョン

ねーちゃん、好き

らいおんくんとねーちゃん。

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コメント

2

ユーザー

オ"ァ"ァ"ーッらいおんくんついに言った〜 ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ やっとだぞ?私は、ずっとらいおんくんが、【好き】と言うのを待っていた 続きが楽しみでしょうがないです! 続き待ってます!

ユーザー

さいこーですっ!

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