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愛菜と賢治のLIME
賢治
おい
愛菜
は？何よ？
賢治
相変わらず、つめてぇな
愛菜
あっそ、それで？
賢治
お前、俺に協力城
愛菜
は？何言ってんの？するわけないじゃん
賢治
ふーん
賢治
じゃぁこれでも？
愛菜
？
グループLIME
愛菜
はー
愛菜
ねーねーみんなぁーまた恵美がうざいんだけどー
少女A
あーわかる
少女B
だってさーあのイケメン晴人君を狙おうとしてんじゃーん？
少女A
開き直んの早いよな
愛菜
そうなのー
愛菜
実はさ、私晴人狙ってんのよ♡
少女A
お！マジ？
少女B
絶対恵美なんかより、愛菜の方がお似合い♡
愛菜
えー？本当ー？
じゃぁ本当に狙っちゃおっかなー
じゃぁ本当に狙っちゃおっかなー
少女A
でもー恵美がじゃまじゃない？
少女B
いっその事排除する？
愛菜
お！いいねぇー
愛菜
な、何これ
賢治
お前のグルラ
愛菜
こんなことやってないんだけど
賢治
そりゃあなーだって俺が作ったし
愛菜
はー？
これが何？
これが何？
賢治
これをネットとかで拡散しよっかなーって思ってさー
愛菜
はぁ！？
ふざけんなよ！
ふざけんなよ！
賢治
もし、そんなことされたくなきゃ。
愛菜
何よ
賢治
俺と恵美のよりをもどすのを手伝え
愛菜
…
愛菜
(まってよ？もし見せたら、賢治にバレて…?)
愛菜
あれぇ？何を見せようとしたか忘れちゃった💦
恵美
えぇ？w
恵美
もーう、忘れん坊さんだなーw
愛菜
ごめんなさいねw
恵美
まぁ、思い出したらさ、教えてよ
愛菜
う、うん
賢治
…
賢治
愛菜
愛菜
へ？
愛菜
な、賢治!?
賢治
ちょっとこい
強引に腕をつかんで
愛菜
は？ちょっ!!
恵美
ま、待ってよ！
恵美
ｶﾞｼｯ!
愛菜
！
賢治
！
賢治
恵美、ちょっと俺ら話すだけだよ。
賢治
あ？それとも俺の事まだ好きで、
嫉妬してるとかー？
嫉妬してるとかー？
恵美
はぁ!?
恵美
ﾊﾟｯ
恵美
あ、
愛菜
大丈夫だよ！
すぐ話終わるしー
すぐ話終わるしー
恵美
そ、そう？
分かった、
分かった、
愛菜
ねぇ、ちょっと
愛菜
どこに連れて行く気!?
賢治
さぁー？どこでしょう
私は賢治の自転車に無理やり乗せられて、どこかに行っている
愛菜
場所くらい教えてくれたっていいじゃない！
賢治
ダーメ
愛菜
(一体この人は何を考えてるの？)
愛菜
(きっと、これが昔なら…)
賢治
ほい、着いたぞ
愛菜
え？ここは？
愛菜
(どこか懐かしいところ)
賢治
ここさー俺らが幼稚園児の時
俺らだけの秘密の場所ーとか
言って、よく遊びに行った場所だよ
俺らだけの秘密の場所ーとか
言って、よく遊びに行った場所だよ
賢治
覚えてる？
愛菜
え？
愛菜
で、でもどうして？
賢治
ここに来ると、素直になれるから？
かな
かな
愛菜
そ、そうなんだ、
愛菜
それで、ここに来させるのが、用事？
賢治
違う
賢治
ここからが本題
愛菜
うん？
賢治
俺、もう恵美の事諦めよっかなって思ってさ
愛菜
え？
愛菜
嘘でしょ？あんなに依存してたくせに
賢治
”あの頃”はな
愛菜
え？
賢治
今はなんか、会っても恨みしかねぇんだよ
賢治
だから、好きじゃない。
その代わり俺はあいつに俺の苦しみを味合わせる
その代わり俺はあいつに俺の苦しみを味合わせる
愛菜
な!? そんなことしたら私絶対許さない！
賢治
そんなになんで恵美が大切なんだ？
愛菜
それは…
愛菜
…友達だから？
賢治
じゃぁお前は友達が悪いことをしても守るために、協力するのか？
愛菜
そんなことするわけ！
愛菜
てゆーか、別にそんなことどうでもいいじゃない。
愛菜
私は友達を大切にするだけ
賢治
ふーん
そう、
そう、
愛菜
…
愛菜
ﾌｯ、ｳｩｯ…
賢治
は!?ちょっ
賢治
なんで、泣いてんだよ
愛菜
(´；ω；`)ウゥゥ
愛菜
わ、たし本当は、心配なの
賢治
何が？
愛菜
私前に友達に裏切られて、離れちゃって、
愛菜
1人になっちゃた、
愛菜
もう、1人になりたくないよぉー
賢治
だから、恵美のことを大切にしてるってこと？
愛菜
うん、多分そうなのかな、
愛菜
私、もう分からないよ
賢治
…
賢治
ほら、
賢治は私に新しそうなハンカチを貸してくれた。 そんな不意の優しさに、私はもっと泣いた 私は小学生の時、賢治が好きだった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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