杖道視点
瑠衣
な、なぁ…俺好きなんだ
瑠衣
仁のこと…
杖道
…なに?
ある日の昼下がり
仁が町の仲間たちと昼食を食べに行っているときだった
杖道
仁のことが…好き?
瑠衣
うん…
頬を赤らめながら話す瑠衣
というか2人はライバル関係だと思っていたが…
まさか好きになってしまうとは笑
杖道
そうか…それで?
杖道
私にそう言ったということは何かあるんだろう?
瑠衣
そ、そうなんだよ!
瑠衣
このままだと仁は俺のこと振り向いてくれない…
瑠衣
なあ、どうすれば好きになってもらえるかな?
杖道
そうだな…
…といっても私もわからない
というか、なんだかんだ仁も瑠衣のこと結構好きだよな?
瑠衣が寝てると微笑みながら眺めてるし (最初は寒気がしたが)
瑠衣が怪我しそうになると焦るし…
…これは、確定だな。おめでとう瑠衣
杖道
あまり重く考えなくてもいいと思うぞ
杖道
下手に何かしようとしても違和感を持たれるだけだろうし
杖道
例えば…何かプレゼントするとかはどうだ?
瑠衣
プレゼントか…何がいいかな
杖道
最初は無難に普段使いできるやつがいいだろうな。
杖道
仁も喜ぶんじゃないか?
好きな人からのプレゼントだし
瑠衣
たしかに…ありがと、おっさん!
瑠衣
俺ちょっと買ってくるー!
杖道
えぇっもう買うのか!?
杖道
…行ってしまったな
杖道
ふふっ…結ばれるといいな、瑠衣
仁
ただいま
杖道
仁!?
仁
なんかやけに急いでる瑠衣とすれ違ったが
杖道
あ、ああ…なんか、買うものがあるとなでな。
仁
ふーん…
仁
まあ、ちょうどいい。少し話がある
杖道
なんだ?
仁
俺、その…瑠衣のことが好きなんだ。
杖道
……
そうきたか…
仁
なあ、その…瑠衣は俺のことどう思っているだろうな…
杖道
そりゃあ…
大好きだな
でも、ここで言う訳にはいかない
できれば2人はロマンチックに結ばれてくれ…!
杖道
ら、ライバル…じゃないか?
仁
そうだよな…
杖道
振り向かせたいのか?
仁
そりゃあ、まあ
もう十分振り向いているけどな
向きあってるくらいだ
杖道
そうだな…
仁
一応今日食べに行ったついでに指輪も見てきたんだ。
杖道
…え?
仁
瑠衣は何色が好きなんだろうな…聞いた事なかったな
杖道
じ、仁?
プロポーズでもするのか?
杖道
そ、その前にやることがあるだろう?
仁
そうだよな…やっぱ花束も必要だよな
杖道
ゑ?
もう何が起こっているんだ?
杖道
まてまて…だ、段階というものがあるだろ?
仁
……もう初夜を迎えるのか?
杖道
なぜそうなる
仁は一体どの段階を見ているんだ
杖道
いいか、よく聞け仁
杖道
まず、相手に自分のことを知ってもらうんだ
杖道
そしてデートだ
杖道
最初は無難なところにしろよ?映画とか水族館とか
杖道
話はそれからだ
仁
なるほどな…
仁
じゃあ自己紹介から始めて…
杖道
じ、自己紹介…?
今日はいつもの3倍話を聞かないな
杖道
…よし、今から言うことをしっかり頭に叩き込むんだぞ
数十分後
杖道
…よし、じゃあ告白のセリフ言ってみろ
仁
好きだ
仁
ずっと、永遠にお前を愛すから…お前も俺のそばにいて欲しい。
よし…なんか少し愛が重いがいいんじゃないか!?
瑠衣
じ、仁……?
杖道
瑠衣!?
今日はなんて厄日なんだ…
仁
瑠衣、これは
瑠衣
……バカ
杖道
ま、待て!誤解だ!
仁
おい…おっさんのせいで瑠衣が泣いたじゃねぇか
杖道
おいおいなぜ私のせいなんだ…いいから瑠衣を追うぞ!
それから1ヶ月後、仁と瑠衣は付き合った







