君は甘くて酸っぱくてたまに苦い。

君が言ってくれた

産まれてきて良かったって 思えるようにする

って本当に出来るんだね

僕は無理だと思ったよ

何も権力とか持ってない君が

何をするのか

多少の不安と

残りのドキドキ

嫌になるくらい感じたよ

卒業式君と一緒に出たいです……

でも僕は

それまで生きていける自信が無いよ

君に言ったらなんて言ってくれる？

きっと君は

絶対出ようぜとか 言ってくれるんでしょ？

君は本当に陽キャだなぁ

空気が読めて

笑顔がかっこいい

焦ったとこ

泣いてるとこ

全部全部見れたと思う

今気持ちに気付きました

僕は君が好きです

大好きです

ありがとう

甘いような酸っぱい恋を

💖くんがそう言ってくれた日から

9ヶ月

僕の具合は悪化して行った

余命宣告日が過ぎた

💙はいつ死ぬか分からない

今のうちに

言えなかった

ギュ

ギュ(💙くんの手)

💖くんへ

この日記を読んでいると言う事は

僕はもう居ないんだね

あーあもう少し生きたかった

もう少しでいから……

君と一緒に居たかった

この日記は僕の思いです

この思いが君に少しでも 届いてほしいです

君が毎日毎日声掛けたり

病室に顔出しに来てくれて

ほんとにほんとに嬉しかった

スーパーでぶつかった事も

前髪を切った事も

幸せにするって言ったことも

具合悪くなった事も

きっと神様が僕達にしてくれた

良いイタズラだと思います

💖くん

僕は君の事が

好きです

この気持ち受け取ってくれますか？

同じ気持ちだったら嬉しいな

君の事が大好きだから！

僕の分まで生きるのを頑張って

君ならなんでも成し遂げられるよ

君が得意なゲームと同じ様に

何でも攻略法があるから

僕に幸せをくれてありがとう

俺はそのしわを指でそっとなぞった