TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

貴方達を照らす力 -未知の未来-

一覧ページ

「貴方達を照らす力 -未知の未来-」のメインビジュアル

貴方達を照らす力 -未知の未来-

4 - 第一章 これが私達の普通 第三話 歌声が奏でる研究員

♥

50

2025年05月15日

シェアするシェアする
報告する

???

♩〜♬〜〜♫〜♩〜♩〜〜

海に足を入れて、歌いながら遊んでいる幼児がいる そんな風景を、二人の中学生が見守って居た

表 龍見

ん〜

表 龍見

海の香りやあの子の歌声…最高だなぁ〜

夜咲 遊霊

確かに…そうだね

表 龍見

ん〜気持ちいいなぁ

バン

表 龍見

夜咲 遊霊

?……

後ろから、車のドアを強く閉める様な音がした 二人が振り向くと、スーツ姿の人が車から降りて来た

表 龍見

?…誰だろう

夜咲 遊霊

なんだろうな

そのスーツ姿の人は、龍見達に近づいて来て… こう言った

???

君達…お名前は?

表 龍見

え?名前?…

夜咲 遊霊

………………………………………

夜咲 遊霊

どうして言う必要があるの?

???

う〜ん、探している人がいるんだよ

???

ただ、その子達の姿までは知らないんだ

???

だが、名前だけは分かっているからね

表 龍見

へ〜そうなんだ

表 龍見

僕は、表龍見だよ

夜咲 遊霊

………………………………………

表 龍見

言わないの?

夜咲 遊霊

怪しい…

???

そうかい…だったら、強制的に連れて行かせてもらうよ!

夜咲 遊霊

え?

表 龍見

え?

ガシィ

夜咲 遊霊

痛い!やめろ!

表 龍見

やめて!

スーツ姿の男性達は、それぞれ、龍見と遊霊の手首を掴んで連れて行こうとした その時…

???

♩〜♬〜〜〜♬〜

あの幼児の歌声が聞こえたと思った瞬間…

???

うわぁ!!

???

なんだ!なんだよ!これ!

スーツ姿の人の足元から桜の花びらが、スーツ姿の人を拘束した

???

クッッ…おい、誰か‘能力制御装置’を使え!

???

はい、分かりました…って

???

‘能力制御装置’が、使えません!

???

花びらが、‘能力制御装置’の基盤部分に入って反応しません!

???

なんだと!?

???

……全く…僕を横目にその二人を連れて行こうとするからだ

表 龍見

えっと、君は…?

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

僕は、夕凪海猫

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

能力者だよ

夜咲 遊霊

!……能力者なの?

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

まぁ、それより先に逃げるよ

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

コイツらに捕まったら地獄の監禁生活だから

表 龍見

え!

夜咲 遊霊

…………………………

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

こっちに行くよ

海猫が、先導して走った 二人も海猫を追う様に走ってその場を後にした

海の近くの住宅街

表 龍見

はぁ…はぁ…

夜咲 遊霊

はぁ……はぁ……

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

お前達…これくらいで疲れるなよ…

二人は、深呼吸をして呼吸を整えていった

表 龍見

ほぉ…

表 龍見

もう大丈夫

夜咲 遊霊

それで、さっきの人は?

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

彼奴は、研究員だよ

表 龍見

研究員?

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

聞いた事ない?

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

“ 異能力者保護研究所 ”って

表 龍見

うん、よくテレビで見るよ

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

あの、研究員は其処に所属してる人間だよ

夜咲 遊霊

でも、なんでそんな詳しいの?

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

一度、彼奴に捕まって居た時期があったからね

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

その時は、他の能力者に助けて貰ってなんとか脱出出来たから良かったけど…毎日が地獄の監禁生活だから…本当にキツかった

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

毎日毎日…実験をされて、本当に辛かったし、研究員からの暴力もあったから…さ………

表 龍見

ごめん…辛い事…思い出させちゃって

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

いいさ

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

それより、どうする?

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

君達、どう見ても中学生だろ…

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

名前も容姿も研究員に知られたって事は、これから地獄の逃走劇の開幕だよ

表 龍見

嘘!

表 龍見

ねぇ、どうしよう!遊霊

夜咲 遊霊

それは、私でもどうすればいいのか分からないよ…

柳乃 詩音

?…

柳乃 詩音

君達…どうしたんだい?

表 龍見

誰?!

柳乃 詩音

嗚呼、俺はこの近くにある大学の大学生だよ

柳乃 詩音

って、名前言って無かったな

柳乃 詩音

俺は詩音、よろしく

夜咲 遊霊

(あれは…獣耳と尻尾…人外…?)

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

………………………………………

柳乃 詩音

ん?どうした?

海猫は、詩音の事をマジマジと見て… 一言言った

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

お前、能力者か

柳乃 詩音

!…

柳乃 詩音

どうしてそれを…

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

まぁ、僕も能力者だし、それにこんな姿をしているがお前達よりは年上だからな

表 龍見

嘘だ〜

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

普通に、年齢524歳だが

表 龍見

え“!

柳乃 詩音

oh…めちゃ長生き…

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

でも、これでも僕の事をお子ちゃま呼びして来る奴がいるんだよね〜

???

?…

???

こっちから会話が聞こえるなぁ〜

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

?…

四人が、声のした方を向くと…

???

わぁ〜かっわいい〜

表 龍見

柳乃 詩音

!…

夜咲 遊霊

!…嘘

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

柳乃 詩音

…………………………

詩音は尽かさず、その???に一番近かった海猫の前に出て、 龍見達を守る体制に入った

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

どうしたんだ?

???

おいおい〜なんでそんな警戒するんだよ!俺ちゃん悲し…

柳乃 詩音

んなもん、お前が連続殺人鬼の命亡キルだからだよ

命亡 キル

えぇ〜俺ちゃんが悪いの!

命亡 キル

俺ちゃんは、こっちから楽しい声が聞こえたから近づいただけだよ〜

命亡 キル

な〜のに、なんでそんな警戒されないといけないんだよ〜

柳乃 詩音

だから、さっきも言っただろ!

柳乃 詩音

お前が連続殺人鬼だからって!

命亡 キル

てか、俺ちゃんは子供の目の前では殺人しない主義で〜す!

夜咲 遊霊

だからと言って…快楽で殺人を行う奴を信用する事なんて…出来ない

命亡 キル

え〜なんで、皆んな俺ちゃんの事見たら、「快楽殺人鬼」とか「快楽連続殺人鬼」って言うのさ!

命亡 キル

俺ちゃんが狙ってるのは、研究員、俺ちゃんと俺ちゃんの彼女ちゃん、彼女ちゃんの家族の悪口を言ってる奴だけだよ!

命亡 キル

な〜のに、酷いよ!

表 龍見

君…彼女いるんだ…

命亡 キル

そうだよ!

命亡 キル

俺ちゃんの彼女ちゃんは、世界一可愛いんだ!

表 龍見

へぇ〜見てみたい!

命亡 キル

でもね…彼女ちゃんと約束したんだよ…

命亡 キル

彼女ちゃんの情報は、誰にも教えないって

命亡 キル

だから、君に彼女ちゃんの写真とか名前を教える事は出来ないのよ

命亡 キル

ごめんね〜

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

…………………………

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

何この…子供…

命亡 キル

酷いよ!それに俺ちゃんは子供じゃ無い!

命亡 キル

俺ちゃんの年齢500歳いってるもん!

表 龍見

この人も年齢500歳超えてるの!?

表 龍見

海猫よりは年下だけど、それでもめちゃ長生きしてる

夜咲 遊霊

(関心するとこ…其処?)

警察官

!…

警察官

居たぞ!捕まえろ!

命亡 キル

げぇ…!警察ちゃんだぁ〜

命亡 キル

にっげろ〜

命亡 キル

君達…グッバ〜イ〜

柳乃 詩音

二度と会うか!

キルは、高くジャンプすると近くの住宅の屋根に登って 屋根つたいに走り去って行った

警察官

君達、大丈夫かい?

柳乃 詩音

嗚呼、一応

警察官

良かったよ

警察官

それじゃ、僕達はあの殺人鬼を捕まえて来るからあまり外出をするんじゃ無いぞ

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

は〜い

警察官達は、そのままキルが逃げて行った方向に向かって走って行った

夜咲 遊霊

一体…何がしたかったんだろ…

表 龍見

分からない

タッタッタッタ

柳乃 詩音

?…

警察官達が走り去った方向から複数人の走る音が詩音だけには聞こえ、 その方向を向いた時…

研究員

見つけたぞ!能力者ども!

表 龍見

え!研究員

夜咲 遊霊

ヤバッ…早く逃げないと

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

……………これは、囲まれたなぁ…

柳乃 詩音

……………………………………………………

4人は、あっという間に研究員に囲まれると、 そのまま‘能力制御装置’を使用された

研究員

よ〜し、これでお前達を捕まえる事が出来る!

そう言って、近づいて来る研究員に向かって…

???

どりゃ!

研究員

ガハァ…!

表 龍見

!…何?!

其処に一匹の鷹が突進し一人の研究員を気絶させた

その突進して来た鷹を見た詩音は、心の中でひっそりと驚くのであった

だが、龍見達の場所では‘能力制御装置’が使用されており、 能力で鷹に変身して居た???は、人間の姿へと戻るのであった

???

あ…どうしよう…こんなに研究員居たの!?

研究員

お前は最近、研究所を脱出しやがった

研究員

No.5696!

鷹覇糸 黒鴝(たかはし くろく)

うぅ…どうしよう…

鷹覇糸 黒鴝(たかはし くろく)

(後は、あの二人がなんとかしてくれたら…)

その時!

バシィ!

研究員

なんだ!

すると、ピンクのリボンが地面から現れると研究員の事を拘束した

鷹覇糸 黒鴝(たかはし くろく)

!…桃華

揺 桃華(ゆらぎ ももか)

やっほ〜

鷹覇糸 黒鴝(たかはし くろく)

桃華!其処の研究員が持ってる装置を破壊して!

揺 桃華(ゆらぎ ももか)

分かった!

揺 桃華(ゆらぎ ももか)

えい!

ガシャン…バキィ!

桃華は、リボンを操り研究員から‘能力制御装置’を奪い取ると、 地面に叩き落として足で踏みつけて破壊した

夜咲 遊霊

!…

表 龍見

あ!能力が使える!

鷹覇糸 黒鴝(たかはし くろく)

一旦、逃げるよ!

夜咲 遊霊

皆んな、この空間に入って

遊霊の目の前には、透明なポータルの様なものがあり、 皆んなはその中に入って行き、別の所で行った 其処には、研究員から逃げている抹消を見つけ、抹消をポータルの様なものに入って遠くへ逃げ出した

黒鴝の家の中

鷹覇糸 黒鴝(たかはし くろく)

よし…これで大丈夫

夜咲 遊霊

此処で、良かったの?

鷹覇糸 黒鴝(たかはし くろく)

うん、此処は私の家だからね

夜咲 遊霊

それなら良かった…

抹消

はぁ…はぁ…横脇腹が死んじゃう…

鷹覇糸 黒鴝(たかはし くろく)

あ、全員分の麦茶持って来るね

抹消

お願い…

抹消

はぁ……はぁ……

抹消

(あんなに走ったのいつぶり…なの…)

揺 桃華(ゆらぎ ももか)

大丈夫?

抹消

無理…横脇腹…痛い…

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

最近の若者って、こんな走るのが得意じゃない奴が多いの?

夜咲 遊霊

それは、君の体力が可笑しいだけなのでは?

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

ん〜そうなの

鷹覇糸 黒鴝(たかはし くろく)

持って来たよ

抹消

ありがとう…

抹消は、運ばれた麦茶を飲み干して、深呼吸を何回か行い 呼吸を安定させた

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

それで、お前は研究所から脱出して来た様だね

鷹覇糸 黒鴝(たかはし くろく)

うん

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

実を言うと僕も同じだ

夕凪 海猫(ゆうなぎ うみねこ)

まぁ、捕まって居たのはかなり前だから、記録とかには残って無いと思うよ

鷹覇糸 黒鴝(たかはし くろく)

へぇ〜なんだんだ!

しばらくは雑談を行いながら、自己紹介を行った

特別実験体個体の部屋

其処には、一人の髪の長い青年が鼻歌を歌って、ベットに腰掛けて居た

エクスペリメント・ファミーリエ

ふ〜ん〜ふ〜ん

ガチャ

エクスペリメント・ファミーリエ

?…

エクスペリメント・ファミーリエ

ヴィッセンシャフト?

研究員

No.0024…実験の時間だ

エクスペリメント・ファミーリエ

あれ、ヴィッセンシャフトは?

エクスペリメント・ファミーリエ

と言うか、私はヴィッセンシャフトからの実験しか受けれない様にされてるんじゃないの?

研究員

いいから、さっさと来い!

エクスペリメント・ファミーリエ

わぁ!

エクスペリメントは、手首を強く握られ ‘特別実験体個体の部屋’から無理矢理出された

貴方達を照らす力 -未知の未来-

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

50

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚