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ト"ンッ
菜々
何が起こったのか分からなかった。
少ししてから、慎也くんの行動の意味が、わかった気がした。
俺は、ずっと好きだった菜々に、壁ドンと、同時に告白をした。
だがきっと、壁の音で俺の小さな声は聞こえなかっただろう。
そう思っていると、菜々もまた、俺に負けないくらい小さな声で、何か言っていた
菜々
凄く小さい声だったが、俺がずっと望んでいた言葉だった
菜々からだけでいい、『好き』という言葉は。