何が起こった?
日本
にゃぽん
目の前には涙目のにゃぽんと焦る日本
日帝
日本
日本
日本に怒鳴られ、私は大人しく寝ておく
日帝
にゃぽん
にゃぽん
こうなる直前、にゃぽんに切り付けられた覚えがあるが…
その時に言った「ナーシュ」という言葉がどうも不気味で、何も言えなかった
日本
医者
私は今、診察を受けている
鋭利なもので右目付近を切り付けられ、それが深かったのか血が止まらなかったようだ
医者
日帝
包帯を巻くことにはなったが、なんとか治るらしい
ちなみに、私の怪我は転んだ拍子にカッターで切ったことになった
帰ってくると、にゃぽんは玄関で座り込んでいた
にゃぽん
日本
日帝
にゃぽん
日帝
日帝
倒れる前も懐に仕舞って持ち歩いていたので、実は病院にいるときも持っていた
日本
日帝
日本はにゃぽんと同じようにじーっと見つめる
にゃぽん
日帝
エストニアも同じことを言っていたな…
何故この石を捨てさせようとしてくるんだろうか
にゃぽん
日本
にゃぽん
にゃぽん
にゃぽんがなんの話をしているか、私にはさっぱりわからない
日帝
日本
日本
本当は違うが…それも関係あるのだろうか
にゃぽん
にゃぽん
にゃぽん
にゃぽん
にゃぽんは熱心に訴えかけてくるが、私はこれを捨てる気になれない
日帝
にゃぽん
にゃぽん
この怪我はお前によって…
いや、待てよ
日帝
そうだ、にゃぽんはそう呟いて私を切った
夢の子供も、ナーシュと言っていたではないか
急激に目が醒めてきた
日帝
日本
にゃぽん
にゃぽん
日本
何の話かわかっていない日本を置いて、私たちは近くの山へ出かけた
にゃぽん
日帝
日帝
私はにゃぽんの手と石を握り、山道を登る
日帝
にゃぽん
日帝
日帝
木々が多く、年中薄暗い
ろくに整備されていない為、足場も悪い
そんな場所にわざわざ登るような人間は、きっと存在しないはずだ
日帝
私は木の根元にラブラドライトを置き、再びにゃぽんの手を握って帰った
日帝
にゃぽん
日帝
誰もいない静かな道を歩きながら、数日前のことを思い出す
日帝
にゃぽん
にゃぽん
日帝
日帝
にゃぽん
にゃぽん
日帝
にゃぽん
日帝
にゃぽん
1人留守番に残してきたのは少し心配だ
今日は日本の好きなものを作ろう
ふと目の前を見ると、ひどく不安定に動いているトラックが来ていた
日帝
にゃぽん
にゃぽん
にゃぽん
トラックはまっすぐこちらに向かってくる
日帝
にゃぽん
ドンッ!!!
私たちはなんとか避けられ、空き地の壁に激突した
そのトラックには、運転手がいなかった
私はその晩、夢を見た
明るい花畑だった
どこか、以前まで夢で見ていた場所に似ている
???
日帝
振り向くと、白い大きな蛇がいた
大蛇
辺りには私と蛇だけ
どうやら、この蛇が話しているようだ
大蛇
夢の子供達が言っていたのは、この大蛇のことらしい
日帝
大蛇はゆらゆらとしながら、私にことの詳細を教えてくれた
大蛇
大蛇
私の右目がやたらと充血したり、にゃぽんに切り付けられたりしたのは、この大蛇が右目を取ろうとしていたかららしい
日帝
大蛇
大蛇
夕刻には出かけるなと警告を残し、大蛇はそのまま森の奥へと消えていき、後に残されたのは私1人
大蛇の言う厄介なヤツとは、ナチスだろうか
日帝
渡してきたのは老人で、背格好は全く違ったし、わざわざそんなことをする意味もない…はずだ
「本当に日帝を“殺す”つもりだったなんてね」
イタ王の言葉が思い出された
日帝
そこまで考えたところで、私の目が覚めてきたのだろう、辺りが白んできた
私はそれ以降悪夢を見ることもなく、いつも通りに過ごせている
一度だけ昼間に石を置いた場所を見に行ったが、どこかへと消えていた
ナチスは私の命を狙っている
それが真であるか虚であるか定かではないが、私はナチスのことを信じたい
コメント
1件
ナチィ.........