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前回のあらすじは~

馬場

天国からです

DB

我らは散っていったからな

馬場

理笑さん一行は、僕達を作った研究所に入るため、謎の四肢を追いかけて洞窟に入りました

絵夢

そこであったのが私

絵夢

私は理笑さん達に、私を殺すことを条件に研究所の入り口を教えたんだ

でも、まさか絵夢ちゃんの後ろに入り口があるなんてね〜

絵夢

あそこにずっといてよかったです

絵夢

研究所を守れたし、最後に祐さんと奥さんに出会えたし

絵夢ちゃんの協力のお陰で、理笑ちゃん達は研究所に入ることができたの

馬場

絵夢さんすごいです!

絵夢

照れるよ・・・

ふふっ

そろそろ物語は最終局面だよ

理笑ちゃん達と祐くんは無事に会えるのか

絵夢

祐さんの計画はうまく行くのか

馬場

最後まで見てくれると嬉しいです!

研究所内部

理笑

やっと着いたわ・・・

咲希

ここが研究所内部・・・

康二

周り見た感じ、手入れはされてそうだな

南雲

ロボットの残骸があるから、この子達が防衛と清掃をしてたんだと思う

咲希

ということは・・・

理笑

全部祐が破壊していったのよ

理笑

祐はどんな敵と戦っても無傷で生還するの

理笑

だからこの機械くらい余裕で倒せるわ

南雲

確かに・・・

康二

祐さんは最強の冒険者ですもんね

咲希

咲希

あれを見て下さい・・・

理笑

どうしたの?

咲希が指を指した先には、収容棟の全体図を記したマップがあった

南雲

そういえば、祐さんは自分のことを実験体no.Uって言ってたよね

康二

U・・・ U・・・

康二

収容室にUなんてないぞ?

咲希

所長室・・・

咲希

そこに行けば何か情報があるかも・・・

理笑

そうね

理笑

所長室に行ってみましょう

一同は道中にいたロボットに苦戦しつつも、所長室に辿りついた

理笑

着いたわね

南雲

祐さんの情報ないかな・・・

康二

ん?

康二

机の上になんか乗ってるぞ?

康二

これは・・・

[不良者の管理と目的について]

机の上にあるファイルにはそう書かれていた

理笑

これは一体・・・

南雲

開いてみようよ

南雲

何か情報があるかもしれないし

理笑

そうね・・・

理笑はファイルを開けた

そこには祐と愛、そして手書きで馬場の情報が書かれていた

ほとんどが黒塗りされているが、かろうじて読めるところもあった

[不良者の管理と目的について]

実験no.U
能力・・・

[不良者の管理と目的について]

不老不死

理笑

え・・・?

南雲

不老不死って・・・

咲希

そんな・・・

康二

だから毎回傷一つなく帰ってきてたのか・・・

それより下の情報は黒塗りされていた

[不良者の管理と目的について]

実験体no.AI
能力・・・◾️◾️◾️◾️

それより下の情報は黒塗りされていた

咲希

能力がわからない・・・

[不良者の管理と目的について]

実験体no.BB
能力・・・機械化

[不良者の管理と目的について]

唯一、✖️✖️されていない不良者。

それより下の情報は字が汚くて読めない

康二

次のページは・・・

康二

あれ?

それ以降のページはすべて破られていた

南雲

情報はこれだけみたいだね

理笑

他に何かないか詳しく調べましょう

一同は所長室をくまなく調べた

その結果、一冊のファイルを見つけた

理笑

これは・・・

[実験体no.FA〜FZの管理について]

康二

実験体の情報が載ってるっぽいな

咲希

役に立つ情報があればいいけど・・・

ファイルをめくっていると、ある一つの実験体を見つけた

康二

実験体no.FI・・・

理笑

その実験体がどうかしたの?

康二

これを見てください

実験体no.FA〜FZの管理について

実験体no.FI
能力・・・死神

実験体no.FA〜FZの管理について

注意、この実験体は非常に危険なため、厳重な管理を実行中である

実験体no.FA〜FZの管理について

FIは媒体とした生物の寿命を吸収し、吸収量によってより強力な力を得る実験体である

実験体no.FA〜FZの管理について

脱走した実験体のUを媒体にすれば、最強の力を得るだろう

南雲

つまり、祐さんを媒体にすれば最強の力を得られるってことだよね・・・

理笑

寿命を吸収・・・

理笑

そうすれば祐の不老不死も無くなるんじゃないかしら?

南雲

もしかしてそれが目的でここまで・・・

康二

それもあるだろうけど、祐さんは多分・・・

康二

その力を使って、研究所の破壊も企んでるはずだ

咲希

確かに・・・

咲希

そうすれば、自分も死ぬことができて、研究所も破壊することができる・・・

理笑

じゃあどうして研究所は破壊されてないのよ・・・

康二

それは・・・

南雲

・・・

南雲

計画が失敗した、とか?

理笑

え・・・

南雲

研究所を破壊するってことは、この実験体をうまく制御できなきゃいけないけど

南雲

制御できるものじゃなかったのかも・・・

咲希

なら今頃祐さんは・・・

康二

まだわからないだろ

康二

祐さんは媒体になってないのかもしれないし

理笑

みんな

理笑

実験体no.FIの管理室に行くわよ

理笑

きっとそこに、祐がいるから

咲希

そうですね・・・

康二

絶対に、祐さんを救ってみせる・・・!

一同は防衛用のロボットに翻弄されながらも、何とかFIの管理室まで辿り着いた

南雲

し・・・死ぬかと思った・・・

理笑

もう生きた心地がしないわ・・・

康二

でも、何とか辿り着きましたね・・・

咲希

やっと、祐さんに会える・・・

疲れた一同を待ち受けていたのは、大量のコンピューターだった

咲希

これは・・・

咲希

FIを監視するためのものっぽい・・・

南雲

これを見れば、何かわかるかも

咲希はコンピューターを解読し、電源をつけることに成功した

コンピューター

実験体no.FI

コンピューター

バイタル・・・異常

コンピューター

実験体no.FIは現在、危険な状態にあります

コンピューター

速やかに報告をし、できる限り遠くに避難して下さい

康二

生きてるってことはやっぱり

康二

祐さんは媒体に・・・

理笑

・・・

理笑

まだ終わりじゃない

理笑

きっと、助ける方法があるはずよ

理笑

祐を見に行くわよ

一同は、FIの収容されている部屋の前まで来た

厚いガラス越しに、かつて人だったであろう何かが収容されている

理笑

・・・

理笑

やっと会えたね、祐

咲希

あれが・・・祐さん・・・

康二

わかってはいたが・・・

南雲

本当に・・・モンスターになっちゃったなんて・・・

理笑

・・・

理笑

みんな

理笑

ここまでずっと一緒にいてくれてありがとう

理笑

最後に一つだけ、お願いを聞いて欲しいの

咲希

いいですよ

咲希

ここまできて引き下がるなんて、僕にはできませんし・・・

南雲

私も、最後まで理笑さんと一緒に居るって約束したから

康二

俺も、絶対に祐さんを死なせるわけにはいかないんです

康二

まだ、祐さんには教えてもらうことがたくさんあるので、絶対に救います!

理笑

・・・

理笑

ありがとう

理笑

やっぱりみんなと一緒に来てよかったわ

理笑

私も、みんなと一緒に祐を救う

理笑

最後の戦いに行くわよ!

一同

おー!!

そして一同は、祐を止めるべく管理室に入っていった・・・

ギルドの受付嬢が、いなくなった夫を探す旅

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