茜
茜
少しお話いいかな?
結衣
はいなんでしょう!
茜
これは一体どういうことだ?
結衣
見たまんまです!
茜
何故また関係の無い子を採用した
優希奈
採用されました!
結衣
茜君……私は気づいたのだよ
茜
余計な事に気付かないでこの事象が無駄だということに
茜
早く気づいてください
結衣
私自身も恋愛に興味がないのでは、と
茜
僕の話一切聞く気ない…
茜
てか、本人が興味無いなら終わり。もうそれでいいじゃん
茜
はい話終わり。解散解散
結衣
教える立場であったはずの私も恋愛に無頓着だと分かったならば
結衣
お互いに勉強しようではないかということだ!
茜
諦めるの三文字は浮かばないの?
結衣
全く!
茜
わぉ元気な返事
結衣
しかし、2人して同じ勉強をするのは違うと思ったわけだ
茜
僕は勉強する気ないけどね?
結衣
ここで優希奈ちゃんの登場よ
優希奈
私登場!
結衣
自慢じゃないけど、この子学力で言えば
結衣
学年ワースト10に入るほどの実力者よ
茜
実力無い人に実力者はおかしいだろ
結衣
茜君には普通に優希奈に勉強を教えてあげて欲しいのよ
茜
はいー?
結衣
私は教室から出るけどもね
茜
もっと訳分からんが?
結衣
代わりに私は2人の様子をモニタリングする
茜
え?なに?
茜
この教室にいつの間にカメラ仕掛けたの?
結衣
2人の様子をモニタリングして
結衣
そこからどんな瞬間にドキッとするのか
結衣
それを私なりに分析してまとめてみる!
結衣
どう!?この完璧な作戦
茜
無駄なことに努力する姿勢は一周まわって尊敬に値するわ
茜
ただやっぱり第三者を利用するのはやめようか
茜
こんな訳わかんないものに参戦させられる身にもなって……
優希奈
勉強教えてくれるなら何でもします!
茜
わー!ちゃんとアホ!!
茜
柴崎さんのお友達はみーんな個性の塊だ…
結衣
企画内容は全て話したので私は別の部屋に行ってくる!
茜
なっ!?
茜
まだちゃんと説明受けてないって……
茜
茜
出ていきやがったよ本当に……
優希奈
それでそれで!
優希奈
自分は何やればいいんですか!?
茜
ほんとに教えんのかコレ…
優希奈
教えてくれないんですか!?
茜
教える義理がないからなぁ…
優希奈
教えてくれないとアレですよ?
優希奈
高校生とは思えないレベルで泣きますよ?
優希奈
まるでレストランの玩具を買って貰えない5歳児みたいになりますけど
優希奈
その覚悟があるなら教えて貰えなくても結構ですけど?
茜
よし気合い入れてやっていこうか
優希奈
さすが話のわかるお人です!
茜
僕と君は初対面なんだけどね
優希奈
そんな日もありますよ
茜
言語が通じないって言うのはこれを言うのか
とある空き教室
結衣
さて、と
結衣
映像を確認していこうかな
美波
これ本当に身になるの?
結衣
多分
美波
結衣ちゃんも確証はないんだね
結衣
思いついたから行動したまでだからね
美波
世の中ではそれを無計画とかって言うんだよ?
結衣
小さいことは気にすんなって
結衣
おもろければ結果オーライでしょ?
美波
目的そっちになってる気がするけど……
結衣
んぉ?
結衣
映像に動きが見られたぞ!
美波
ふ、ふーん?
結衣
これは………
結衣
結衣
普通に隣に立ってあれこれ教えてるだけだな
結衣
見合わせる形でやってるのにわざわざ横に着くとは…
結衣
隣に立つだけとはいえこれはレベル高いぞ
美波
まぁ、ものによっては隣にいた方が教えやすいとかあるんでしょうね
美波
私は誰かに教えるってことはあんまりないんで分からないんですけど
結衣
私も別に頭悪いわけじゃないからなぁ
美波
行動は頭悪い感じ出てるんだけどね結衣ちゃん
結衣
サラッと私の悪口話したか?
美波
うぅん?
美波
別に、可もなく不可もなくな点数をとって安定してるねって
結衣
やっぱりこれ小馬鹿にされてるよな私?
結衣
距離感掴んできてこのレベルのいじりは許されるって把握してきてるな
美波
ふふっ…
美波
結衣ちゃんの反応が好きだからつい…
結衣
可愛い!よし!許す!!
美波
あっ!またなんか動きあったよ?
結衣
自分の席に戻ってバッグを漁ってるな
美波
教材とか出すのかな?
結衣
なんだかんだ言って優しいじゃん茜君
美波
あっ、
美波
違ったみたい
美波
お財布取り出して飲み物を買いに行くみたい
結衣
なんだよ!
結衣
ここは教材取り出して隣に座る流れだろ!
美波
本当に恋愛分かんない人なんですね
結衣
鈍感とかじゃなくて普通に興味ないんだな
結衣
改めてそれを確認させられたわ






