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服部 由奈
服部 由奈
怒号が部屋に響く
阿澄 純
うるせ〜って思いながら適当に返事をする
すると目の前の女性は呆れるようにため息をついた
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
上坂 志乃
ドアが開きそう言い放った彼女は
私より2つ上の先輩
そして、私の恋人
阿澄 純
私達の命は軽い
国の為に、隣国から送られてくる敵を大型人型ロボットで討伐する
その機械
ガラム
それに乗れるのは選ばれた者だけ
ロボットに選ばれた者だけがその操作を許される
神谷 みなみ
先輩と一緒に入ってきたのはさきほど私に説教をしていた女性の秘書
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
阿澄 純
阿澄 純
服部 由奈
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
服部 由奈
ソファーから勢いよく立ち上がり扉を思い切り開けて出た
上坂 志乃
阿澄 純
寮に戻ろうと帰路を歩いていると後ろから先輩が走ってきた
阿澄 純
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
阿澄 純
「右の方向から敵が!!」
「うゎぁあっ!!」
阿澄 純
通信から聞こえる仲間の声
「やだ…死にたくない…」
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
「なっ、待ちなさい!!」
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
阿澄 純
阿澄 純
険しい顔してる志乃さんの顔に手を伸ばす
上坂 志乃
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
お風呂に浸かりながら天井を見上げる
志乃さんは昔
戦場で相棒失ったらしい
それからもう大切な人を作らないって
そう決めたらしいけど
私が一目惚れして猛アタックした
それに、絶対死なないという条件をつけて
志乃さんは私と付き合ってくれた
少しでも
志乃さんの心の拠り所になればいいなって
阿澄 純
阿澄 純
水面を見つめる
私は多分呪われているんだと思う
孤児院で育ちここに来た私は
戦場で仲間が死んでいくのを見てきた
私は1人死ねていない
まるで誰かに呪われているかのように
孤児院から連れてこられ
とある機械の前に立ち止まると
その機械は私に話しかけた
??
服部 由奈
服部 由奈
阿澄 純
まだ幼かった私には全く分からなったが
その機械は今まで乗せたパイロットは皆死に
そして、選ばれた者しか乗れない
呪われた機械だった
お風呂をあがり地下へと向かうと私の愛機が禍々しく立っていた
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
話しかけるとその機械
通称 タートス
私の声に反応したのかタートスは私に向かって手を差し出し地面に置いた
阿澄 純
阿澄 純
手の平に飛び乗るとゆっくりとコックピットがある所まで上げられてコックピットがある胸元が開いた
「純」
阿澄 純
画面に映し出される文字に返事をする
「明日は出る?」
阿澄 純
阿澄 純
「志乃?アイツは真面目過ぎてつまらない」
阿澄 純
阿澄 純
「つまらない作戦」
阿澄 純
「志乃は純を死なせたくないみたい」
「だから、いつも動かすのは最後」
阿澄 純
「純は、それでいいの?」
阿澄 純
阿澄 純
女
女
男
男
男
男
阿澄 純
阿澄 純
「「純ー!!!いるんでしょ!!」
阿澄 純
外から名前を呼ばれてモニターを確認すると
志乃さんが仁王立ちで下にいた
阿澄 純
阿澄 純
「了解」
上坂 志乃
阿澄 純
上坂 志乃
阿澄 純
機体を見上げてから彼女は私を抱きしめた
上坂 志乃
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
数年前
オペレーター(女)
阿澄 純
上坂 志乃
オペレーター(女)
上坂 志乃
上坂 志乃
阿澄 純
オペレーターから暴力を受けていた彼女
最初に会った時は彼女の目に光なんて無かった
オペレーター(女)
オペレーター(女)
オペレーター(女)
オペレーター(女)
阿澄 純
阿澄 純
オペレーター(女)
生意気な態度、勝手な行動
その全てがオペレーターに嫌わていた
上坂 志乃
オペレーター(女)
上坂 志乃
阿澄 純
上坂 志乃
上坂 志乃
阿澄 純
最初は警戒されて
例えるなら人間嫌いの野良猫のような彼女
私もは初めは全く会話をしてくれなかったが
時間があればお菓子などを持って彼女に会いに行くことで徐々に会話をしてくれるようになった
そして、とある出来事がきっかけで
彼女に懐かれることになった
上坂 志乃
司
いつものように寮に行くと
彼女の姿はなく
代わりに彼女と同じ私の部隊である司が立っていた
司
上坂 志乃
コンコンコン
上坂 志乃
「!オペレーター…なんでここに…絶対入らないでよ!!」
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
ガチャっと無理やり扉をこじ開けた
すると
散らかった部屋の中
ベッドの上で彼女は毛布にくるまっていた
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
阿澄 純
近づくと彼女は私に威嚇するように睨んだ
上坂 志乃
上坂 志乃
顔を見ると彼女の頬は赤く染まっており
目もうつろうつろとしていた
上坂 志乃
阿澄 純
手を掴むとやはり熱く
抵抗する彼女を抑えて額を触ると酷い熱だった
上坂 志乃
上坂 志乃
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
ドンッ
阿澄 純
なんとなく、その発言にムカついた
だから、私は頭突きをお見舞いしてあげた
阿澄 純
上坂 志乃
上坂 志乃
阿澄 純
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
阿澄 純
ポカーンとする彼女を抱きしめて頭を撫でると
少しずつ肩が震え始めた
上坂 志乃
上坂 志乃
治るまで傍にいた
いつもよりも弱っている彼女を見るのが新鮮で
子供のように眠る彼女
そして彼女の体調が治ってから彼女は私に対して心を開いてくれたようだった
それから1年
彼女はすっかり私と会話をしてくれるようになり
とあることを口にした
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
阿澄 純
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
昔体験したあの感覚
大切な人が居なくなる辛さ
そんなのはもう、味わいたくない
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
上坂 志乃
阿澄 純
阿澄 純
正直同情だったし
辛い思いはしたくなかったのに
いつの間にか本気になってしまって
もう、全部
貴女のせい
阿澄 純
上坂 志乃
阿澄 純
阿澄 純
上坂 志乃
お願いだから、貴女だけは生きて帰ってきて欲しい
阿澄 純
上坂 志乃