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俺を忘れるお前と。

第3話 - 俺を忘れるお前と。

336

2022年02月06日

#東京リベンジャーズ

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#三途春千夜

#ドラマ

ゆめぴりか

お話の前に変更点! ○○ちゃんの主治医を隆にします！隆は元彼ですややこしくしてしまい申し訳ないです🙇🏼‍♀️

翌日、物忘れが酷くなってきたことを相談するべく病院へ来ていた○○

○○

松木○○です。

受付

では、6番の待合室でお待ちください

○○

はい。

部下1

………○○さん？

○○が精神科に入っていくところを目撃した部下。

この時はまさかあんなに1波乱が起きると思いもしなかった

受付

松木さん、こちらへどうぞ

○○

はい。

隆(○○の元彼、今は主治医)

今日はどうされたんですか？

○○

最近調子が良くなくて。

隆(○○の元彼、今は主治医)

どんな風に？

○○

蛇口出しっぱなしにしたり、やかんずっと温めてたり､､

隆(○○の元彼、今は主治医)

んん～、でも僕も蛇口出しっぱなしにしちゃいますよ

○○

なんて言うか、そうじゃないんです､､

隆(○○の元彼、今は主治医)

しかし、そんなに直ぐに進行する病気ではありませんよ。

○○

そうですか、。

隆(○○の元彼、今は主治医)

きっと問題はないでしょうが、一応あの検査やっておきますか？

○○

…やりたくないです

隆(○○の元彼、今は主治医)

なるほど。

隆(○○の元彼、今は主治医)

ではまた後日いらしてください

隆(○○の元彼、今は主治医)

その時に見ましょう

○○

はい。ありがとうございます。

隆(○○の元彼、今は主治医)

いえ。ではお気を付けて

○○

ただいま～

部下1

帰ってきたわ！

部下達

○○さん！どういうことなんですか！

○○

え、？

部下1

今日、精神科に入っていくところを見ました

○○

！？

部下達

アルツハイマーって本当なんですか！？

部下達

教えてください！

○○

え、えっと、

部下1

アルツハイマーって色んなことを忘れていく病気ですよね？

部下1

梵天の幹部辞めた方がいいんじゃないんですか？

部下達

そーだそーだ！

○○

､､､

図星だ。

何も言い返すことが出来すただ部下たちの冷たい言葉を浴びる事しか出来なくて逃げ出そうとした時

ココ

何事だ！

武臣

ﾋﾟｰﾋﾟｰうるせぇぞ

鶴蝶

何があった？

部下1

○○さんが！

部下1が一通り説明した後春千夜が口を開く

春千夜

お前らに黙ってた事は謝る。

春千夜

だけどよ、だからといって○○を責めるのはキモイぞお前ら。

部下達

､､､､

春千夜

○○は病気が発覚してから、1度も銃を握ってないし、人を殺してねぇ。

春千夜の弁解に納得している様子の部下も居たが大半がまだ納得していない様子。

部下1

だからなんだって言うんですか！

部下1

梵天の重要書類とかが流出してからでは遅いんですよ！？

再びうるさくなるアジト

マイキー

別に構わない。

○○

！？

幹部みんなが思わず目を見開いたが直ぐに同意の目を向ける

マイキー

これ以上、○○を傷付けるような事をしたら、部下だろうが味方だろうが全員魚の餌だ。

マイキーの言葉に反論する人は流石に居なくなり、アジトが一気に静まりかえった

あの後幹部はみんな任務で席を外した

その時に○○は

○○

みんな、ごめんね。

○○

こんな病人ここに居ちゃダメな事ぐらいは分かってる。

○○

でも、居心地が良すぎて、離れられないの。

言葉を詰まらせる部下たち

○○

私の口からどんな症状なのか話した方がいいよね

そういい今現在の症状を簡単に説明した○○

話終える頃にはみんな申し訳なさそうな顔をして謝り始める

部下1

…ごめんなさい。

部下達

すみませんでした。

○○

別にいいよ。笑

○○

黙ってたのはこっちだし。

寛大な心の持ち主である○○はもちろん許す。

○○

あ、私隆に手紙書かないと。

○○

それじゃあね👋🏼

部下達

はいっ！

任務で一緒になった部下と車に乗りアジトに帰っている時

部下1

○○さんって隆さん？と仲良いんですね～

春千夜

は？

部下1

いや、この前手紙を書くって言って部屋に行かれたので

春千夜

隆…

嫌なくらい覚えてる

隆は主治医だ。それに加え元彼

春千夜

………

部下1

さ、三途さん！？

春千夜

あ"？

部下1

ス、スピード！早すぎますって！

春千夜

ﾁｯ

早く帰って問いただしたい。

その一心でアクセルを踏んだ。

ﾊﾞﾝ！

春千夜

○○どこだぁ？

ココ

勢いよく扉開けすぎだ！

鶴蝶

○○ならそこに

○○

読んだ？

春千夜

ちょっとこい。

○○

え！？

すんごい力で春千夜の部屋に引きずり込まれる○○

ﾊﾞﾝ！

ココ

だから強すぎだってさっきも言っただろ！ったく。

蘭

ヤク中になにかあったの？

部下1

○○さんと隆さん？が仲良いのかみたいなこと聞いたら怒り出して､､､､

竜胆

なるほどな。嫉妬か。

蘭

まぁ今回ばかりは三途に同情するな～

部下1

、？‪💦‪

○○

ちょっと、春千夜！？

春千夜

は"ぁ"。

○○の困った顔を見て少し冷静になる

春千夜

…○○は俺より隆を頼りにしてるんだな。

○○

そんなことないって。

春千夜

じゃあ隆は嫌いか？

○○

何言ってるの、？

○○

好きと嫌いは選べないの。

○○

はるちゃんは好きなの。どうしても好きなの！

春千夜

そうかぁ？､､､この前俺の事"隆"って呼んだぞ？

○○

！？

あまりの衝撃に黙り込む○○

だけどその衝撃はすぐに温められた氷が液体になるように怒りへと変わった

○○

そういう事言わないでよ､､､。

○○

私は病気なの。

○○

そのうち自分もはるちゃんも誰だか分からなくなっちゃう病人なの、！

○○

…名前を間違えたぐらいでいちいち文句言わないで､､､！！

○○

大体、名前間違えたならその時言ってくれたら良かったのに！！

○○

あの時教えてくれなかったのに今言うなんて陰険だよ！

春千夜

んな事言いたくねぇよ！

春千夜

嫌に決まってんだろ！？

春千夜

…前の男の名前で呼ばれた俺の気持ちは無視かよ。

○○

はるちゃんだって私の気持ち分かってない。

春千夜はヒートアップしていく言い合いに腹を立てついに言ってしまう

春千夜

そもそもよ。俺らのことだって病気のせいで恋に落ちたって思ってるだけじゃねぇのか？

○○

は、？

○○は呆れる

だけど春千夜は引かない。

春千夜

今考えたら全部おかしいんだよ。

春千夜

結婚するって言うのにそいつ振って、いきなり梵天に押しかけてきて

春千夜

こんな、世界を敵に回すような仕事をしている反社に転がり込んでくるなんてよ。

春千夜

､､､○○の中で病気と恋がごっちゃになってんだよ。きっと。

全てを聞き終えた○○は

○○

､､､何それ。話になんない。

涙を堪えながら春千夜の部屋を飛び出した。

○○

ｽﾀｽﾀ

鶴蝶

おい、どこ行くんだ？

○○

あ、コンビニ行ってくる！

蘭

1人で？

○○

うん、！

マイキー

気をつけろよ

○○

分かってる笑

気持ちを整理する為コンビニに行ってくるという名目で外に出た

蘭

あれは、何かあったね。

竜胆

思った

武臣

三途、何仕出かしたんだ？

鶴蝶

まぁちょっとそっとしとこう。

ココ

だな。

○○

､､､､､

○○

ん？

ガードレールに腰を下ろしている男の人が目に入る

それは紛れもなく隆でついつい話しかけてしまった

○○

何してるの、？

隆(○○の元彼、今は主治医)

…何してるんだろな。笑

隆(○○の元彼、今は主治医)

どうしても会いたくなってよ。

○○

え、？

隆(○○の元彼、今は主治医)

来ちまった。😅

隆(○○の元彼、今は主治医)

だからといって、どうしたらいいのかもわかんなくて、ずっとここに座って考えてたんだ。

隆(○○の元彼、今は主治医)

1時間ぐらい。

○○

1時間も、？

隆(○○の元彼、今は主治医)

○○を診察してて気がついたんだ。

○○

なにに？

隆(○○の元彼、今は主治医)

○○に俺が必要なんじゃなくて、俺に○○が必要なんだ。

それを聞いた○○は目を見開き黙り込んだ

暫くして○○が口を開く

○○

隆には感謝してるよ。本当に本当に感謝してる。

○○

でも、私が愛してるのは

○○

"三途春千夜"なの。

○○

彼の存在が1番私に生きる意味をくれるの。

○○

だから､､､ごめんなさい。

隆(○○の元彼、今は主治医)

……

深く頭を下げ走ってアジトに向かう

○○

はるちゃん！！

ノックもせずに春千夜の前に座る

○○

さっきはごめんなさい。

○○

私、病気だからはるちゃんに夢中になってるわけじゃないよ。

○○

私、本当に、！

春千夜

○○

なに、？

春千夜

､､別れよ。

君の運命の人は俺じゃない

そんな声が聞こえた気がした。

俺を忘れるお前と。

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ゆめぴりか

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