主
主
主
主
俺は昔からカリスマだったこともあり
欲しいものはいくらでも 手に入った
金
MOB
蘭
蘭
竜胆
地位
MOB女
蘭
竜胆
女
MOB女
蘭
なにもかも全て… 求めればすぐに手に入った
だが…なぜか…
俺はこの人生にあまり満足できなかった
そんな時…
蘭
竜胆
蘭
竜胆
??
蘭
蘭
蘭
竜胆
蘭
竜胆
蘭
??
蘭
蘭
蘭
??
蘭
蘭
??
蘭
??
蘭
竜胆
蘭
竜胆
竜胆
衝撃だった
他の奴らは一声かけただけですぐに俺に惚れた
なのに…アイツは無言で俺からハンカチを取り上げ
惚れた素振りを一切見せることなく
その場を立ち去った
蘭
竜胆
蘭
竜胆
その日から1週間後
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭
??
蘭
蘭
??
蘭
蘭
??
蘭
蘭
??
蘭
??
蘭
蘭
??
??
蘭
??
??
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭
そこにはクッキーと手紙がはいってた
蘭
蘭
蘭
蘭
そこには、手書きで
「この前はハンカチを拾ってくれてありがとうございます」
と、華奢な文字で書いてあった
蘭
俺はそんなことを思いながらソイツに多少興味がわいた
次の日
蘭
??
蘭
??
蘭
??
??
蘭
蘭
??
蘭
蘭
蘭
蘭
俺はあまりにも退屈でその場を後にしようとした
その時
??
蘭
俺は袖を掴まれた
蘭
俺がそう問いかけると
??
蘭
ソイツは自分の鞄からスケッチブックを取り出した
蘭
??
そして、何かを書き始め
??
蘭
それを俺にみせた
蘭
そこには
「それなら、よかったです」
と華奢な文字で書かれてた
蘭
??
それからというもの
蘭
??
よくソイツとはこの公園で会うようになった
例え
蘭
??
桜の時期が過ぎたとしても
そんな時
俺は、疑問に思ってたことをいよいよ聞いた
蘭
??
蘭
??
蘭
蘭
??
そんなことを呑気に言ったら
??
そいつはまたスケッチブックになにかを書きはじめた
蘭
??
そして、書き終わり
??
蘭
それを俺に見せてきた
そこには
蘭
「喋りたくても喋れないんです」
と一言書いてあった
蘭
??
そして、ソイツは手を止めることなく書き続けていった
「昔、私は酷いいじめにあったことがあるんです」
「喋り方がキモいwとか そんなことを言われるのが日常茶飯事でした」
「そのうち、私は自分の声に嫌悪感を抱いてしまい」
「その嫌悪感のせいか話したくても、話せなくなったのです」
蘭
衝撃だった
そんな過酷な過去をソイツがもっていたなんて…
そんなことを知らずに俺は…
蘭
蘭
??
??
蘭
優しい…
そう思いながら俺はあることを口に出す
蘭
??
蘭
蘭
??
??
そして、ソイツはスケッチブックにこう書いた
「紬」
蘭
蘭
??
蘭
その時からだった
俺は紬と話すのがとても楽しくなってきた
蘭
紬
いつも、喧嘩で疲れてる俺を
その時間だけは癒やしてくれたことを覚えてる
最初は週に2〜3回くらい会って話し
蘭
紬
紬
次は週に5回くらい会って話し
蘭
紬
紬
蘭
そして、気づいたら
それがもう
日課になっていた
そうやって、 紬と会っては話す日々が続き
また春の時期が訪れた
蘭
蘭
蘭
そんなことを考えていたら
紬の母
蘭
俺の前に
紬の母
紬のお袋が現れた
蘭
紬の母
最初の印象はとても穏やかで優しそうな人だなと思った
蘭
蘭
紬の母
その時
紬の母
蘭
"紬とはこれ以上関わらないでください"
そう言われたんだ
蘭
蘭
紬の母
続けて、紬の母は言った
紬の母
紬の母
蘭
紬の母
紬の母
紬の母
紬の母
蘭
紬の母
蘭
紬の母
蘭
紬の母
紬の母
警察に通報しますよ?
蘭
蘭
紬の母
蘭
その時の紬のお袋の目はいかにも"本気"だってことを忠告してるかのようだった
蘭
紬の母
紬の母
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭
失って初めて気づく
とは今まさに実感できた
蘭
蘭
俺は…
紬のことが
大好きだったんだなぁ
そんなことを言いながら、俺は脳内で後悔を嘆いた
コメント
5件
待って最高👍 楽しみにしてるね