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スタートです

今俺は外にいる

何故か。理由はない

普通にスマホいじったり、寝たりしてるだけだ

石宮 優

……、、暇だな、

何もすることもなければ、家に帰るのも億劫だ。

大学閉まったら、どうしようかとも考える。何も浮かばない。

石宮 優

……

某連絡アプリの、通知見ても0。俺はそんなに交友関係は広くない。

その瞬間だった。身体から変な感じがした。

石宮 優

……ちっ、来たか。

発情期(ヒート)だ。

石宮 優

ここが人通り少なくて良かった、

しゃがんで、1呼吸つく。 そして、抑制剤を飲もうとした。その瞬間だった

古宮 蓮

あれ?優先輩。何しているんですか?

石宮 優

……っ、?!

さっき見た、古宮蓮がいた。何故か俺の名前を知っている。

古宮 蓮

……来ました?発情期(ヒート)

石宮 優

……違う。離れろ

古宮 蓮

違かったら、その手に持ってる薬はなんですか?

石宮 優

……、鎮痛剤だ。

古宮 蓮

鎮痛剤じゃないですよね。その色。

蓮は俺の目の前にしゃがみこむ。αのフェロモン.を、地味に出しているので俺はつい、体が反応してしまう。

石宮 優

こういう色もあるんだ。

石宮 優

いいから、離れろ

古宮 蓮

先輩の顔物欲しそうにしてますよ?ほら

そういうと、連は俺に向かってスマホをかざし、俺に見せてくる

石宮 優

……、っ、

その顔は、俺じゃないみたいに発情してる顔だった。

古宮 蓮

ねぇ、先輩。先輩本当はΩなんでしょ。βのフリした

石宮 優

……バレてたか、

古宮 蓮

普段の行動でバレバレですよ

古宮 蓮

発情期(ヒート)早く終わって欲しいですよね?

石宮 優

……だな、願わくば

古宮 蓮

俺とヤりません?

石宮 優

……何をだ

人間、生きてる時は無知な振りをすると救われるということが多々ある。

今はその無知な振りをするタイミングだ

古宮 蓮

セックスですよ

石宮 優

……やらねぇよ

石宮 優

万が一、妊娠したらどうするんだ

古宮 蓮

そんな簡単に妊娠しませんって。大丈夫です

そう話しているうちに俺の身体は、限界を迎えつつあった。目の前にαのフェロモンの匂い、段々、ムラムラしてきそうになっている。

石宮 優

……薬飲みてぇ、(ボソッ

古宮 蓮

だめです

呟いたこともこいつには筒抜けらしい。

一応、αのフェロモンに耐性はあるがここまで濃いのは初めて食らう。 朝抑制剤飲んでなければ、俺は今頃キスをしていただろう

古宮 蓮

……いいこと思いついた

石宮 優

……

俺は少し嫌な予感がして、少し後ろに下がった。

古宮 蓮

逃げんな。
今ここでヤるか俺の家でヤるどっちがいい?

2択しかねぇのかよ……

石宮 優

……どっちも嫌、

古宮 蓮

あ?なんつった?

石宮 優

嫌って言ってる、

悪い癖出そうだな。今。俺のコンプレックスとして、人に依存しやすい、寂しがり屋、弱気。この3つが挙げられる。

古宮 蓮

……選ばねぇと“ここで見捨てるぞ”

石宮 優

っ、それはやだ、

古宮 蓮

んじゃ選べよ

見捨てる、という言葉は俺が嫌いな言葉だ。そこまで弱点知ってるのかと感心してしまいそうだった。

石宮 優

……連の家でヤります、

古宮 蓮

ん、いい子いい子。

頭をなでなでされる。その行為は大好きな行為だ。

古宮 蓮

じゃ、家帰ろうな

石宮 優

うん、

弱々しく俺が頷くと、連は満足したように笑顔になり、俺の手を引いて大学を出た

君への痕は愛の証

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