屋上に来た愛
愛
優希!!呼び出してどうしたの…?
優希
来てくれてありがと。
愛
う、うん?
優希
俺、実はまだ誰にも言ったことがない話があるんだ。
愛
え?どんなこと?
優希
それを、今日愛に伝えよっかなって思って。。
愛
え…、でもそれ愛が聞いちゃってもいいの?
優希
愛だから言うんだよ。
愛
え?どういうこと?
優希
も、もういいから話聞いて
愛
うん。それで話って何?
優希
あの、俺大人になるまで好きな人つくらないって言ったじゃん
愛
うん…
優希
それ、実は理由があるんだ
愛
え?どんな理由なの?
優希
俺、、
愛
うん。
優希
実は昔からずっと何度も学校を変えてるんだ。
愛
え…?それで。?
優希
それで、理由は家の事情とかなんだけど。。
愛
そ、そうなんだ…
愛
だから、好きな人つくらないの?
優希
ちょっとまって。
愛
あ。ごめん。。
優希
それで、俺この学校を離れなくちゃいけないんだ。つまり、転校しないといけないんだ。
愛
え……どういうこと…?
優希
しかも明日。
愛
……どうして、どうしてもっと早く言ってくれなかったの!!!
優希
どうしてって、そう簡単に人に言えるもんじゃないだろ。
愛
で、でも!私には教えてくれたってよかったじゃん!!
優希
え??
愛
わ、私ずっとずっと優希の事好きだったんだよ!!初めて会った時からいいなって思ってて。。ずーっと好きだったんだよ!!
優希
え…
愛
でも、あの時、俺は立派な大人になるまで好きな人はつくらないって聞いた時私すっごいショックだった!!
愛
それに、今日だって、、優希のせいでショックが続いてる!!
愛
もう優希なんて知らないから!勝手に転校すれば!?もういいよ…ばいばい!!!!
優希
え……。。愛。
優希
俺は、、俺は今のことも伝えたかったけど1番に伝えたいこといってないよ…。。。そういうつもりじゃなかったのに…