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王の立候補者が出ましたので、下記の通り投票を行います。
現王 梶田美乃梨さん。
公約 王様が4階を支配するという歪んだ構造を正常化させるため、全ての元凶であるケンちゃんを追放します。
王候補者 緑川日向さん。
絶対王政制度の廃止を求める梶田氏一族を追放し、健全に王制度継承していきます。
投票日当日――。
梶田
梶田
梶田
美乃梨
沙優
沙優
沙優
梶田
沙優
梶田
梶田
梶田
梶田
梶田
梶田
沙優
梶田
梶田
いざ、これより決戦の場へと向かう。
時代劇などでは、火打ち石でも打ってもらう場面ではあるが、残念ながらそんなものはない。
梶田
梶田
梶田
梶田
梶田
沙優
梶田
いつもの部屋、いつもの面子、いつもの投票箱。
しかし、いつもとは足りないものがひとつだけあった。
組合長
組合長はそう言うと、辺りを見回した。
組合長
有栖
緑川
緑川
ふっと、目が合った当夜が、何かに思い当たったかのごとく、母親の有栖を睨んだ。
当夜
有栖
有栖
当夜
組合長
梶田
飛び出して行った当夜の背中を見送りつつ、梶田は辺りに漂う妙な空気に警戒心を抱く。
梶田
梶田
有栖
組合長
組合長
組合長の言葉に被せるようにして、扉が開く音がした。
そこには息を切らせた当夜の姿があった。
当夜
当夜
梶田
一瞬、嫌な予感が頭をよぎった。
がしかし、それは予感ではなく、すぐに現実のものとなった。
当夜