代理
代理
代理
代理
nmmn注意
朝
俺が学校へ行くために家を出ると...
ころん
...ころんがいた
ころん
言いながら、自分の腕を俺の腕に絡ませてきた
...まるでカップルである
ただもちろん、俺らは付き合っているわけじゃない
こいつが俺の事を好いているだけだ
ころん
なんていう彼の言葉を聞き流す
彼と関われば関わるだけ、俺は彼の事を好きになってしまう
かもしれない
だからこそ、出来る限り距離を置く
...のだが
ころん
ころん
さとみ
その瞬間、いきなり横腹をくすぐりだすころん
それには流石に無視をする事は出来なかった
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
大きく、ため息を吐く
ころん
ころん
さとみ
それを無視する事は無理だったので
俺は呆れながらもそう返した
こんな感じで、彼と関わっているのだが...
やはり段々と自分の気持ちは変わりつつあった
少しずつ、少しずつこいつに惹かれていっているような
そんな気がする
ただ、それも仕方がない気がする
だって、容姿端麗
更には噂ほど性格は酷くない
というか、そこら辺の同級生よりも性格はいいと言えるだろう
...だからこそ、嫌なのだ
このままいけば、いつか惚れてしまうのだろうか?
いや、駄目だ
惚れちゃいけない
そしてこいつはそういう事には人一倍敏感だろうから惚れたとすぐに分かるはずだ
...つまり、少しでも惚れてしまったら速攻で離れられてしまう
思わず、頭を抱える
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
今離れられてもダメージは一切ない
逆に鬱陶しい奴が離れて清々する
ただこれが、もっと続けば本当にどうなるのか自分自身でも分からない
そしてそうなってころんが消えてしまったら俺の精神は崩壊してしまう...
ころん
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
矛盾してると思われるかもしれないが
楽しいからこそ、居心地がいいからこそ地獄なのだ...
どうする?
どうやったら俺は彼に対する好感度を下げる事が出来る?
と、考えて
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
そう言いながら更に密着してくる
ころん
ころん
ころん
ころん
普通にバレてるんですけど
ころん
ころん
さとみ
慣れる未来が、見えなかった
代理
代理
代理
代理
代理
代理
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