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代理
代理
代理
代理
nmmn注意
そうして、俺らは学校にやって来たのだが
靴箱を開いて、俺は絶句していた
さとみ
そこに上履きは無かった
上履きの代わりと言わんばかりに、一枚の紙が置かれてあった
『青木ころんと縁を切れ。さもなくばお前に不幸を与える』
いやもう、実際不幸を与えられてるんだけどな?
...このような嫌がらせを受けるのは何度目だろう
ただ、ここまで酷いのは初めてかもしれない
これまでの嫌がらせは優しいもんだった
ただ、上履きを盗んだ上に脅迫だなんて...
犯罪行為でしかない
さとみ
というか、なんでこんな事俺に言って来るんだろうな
ころんに直接言えばいいものの...
いや、ころんに嫌われたくないからこそこうやって俺に嫌がらせをしてくるのか...
ころん
ころんは別クラスなので、この光景を見られていなかった
...これを、言うべきだろうか?
見せるべきだろうか?
いや、そんな事をしてどうなるというのだ
...大きな問題になってしまう可能性だってある
俺の気持ちとしては、正直そんな大事にはしたくないのだ
あくまで平和に、平凡に過ごしたい
ただ、逃げ続けても意味がないよなぁ...と考えながら俺は答える
さとみ
さとみ
ころん
もしかして、ころんが家にまでついてくるのだろうか?
と、そんな事を思ったが
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
とことこと、ころんは階段を上がってそのまま自分の教室に向かう
意外だったな、ころんの性格だったら意地でもついてくると思ったのだが...
いきなり気持ちでも冷めてしまったのだろうか?
いや、それならそれが一番いい
嫌がらせもされなくなるし、べったりされなくて済む...
だから、出来るならそれであってほしい
さとみ
その後、俺は家に帰る振りをして職員室に向かって上履きを借りる事にした
そして、それから放課後まで時間は過ぎる
その間、ころんと関わる事はなかった
いつもであれば、ころんが一緒に下校をしようと俺に声を掛けてくる時間帯
けど、ころんは来なかった
さとみ
いきなり過ぎだが、まぁそういうところがころんらしいかもしれない
そう考えると、久しぶりに一人で下校する事になるのか
...そう考えるとなんというか、少しだけ寂しいな
さとみ
危ない、もうすでに寂しいと感じるようになってしまった
これ以上深く関わったらもっと確実にヤバかっただろう
このまま帰るのもアレだし、外の空気でも吸うとしようか
本当に、嵐のように過ぎ去っていく奴だったなぁ...と
そんな事を思う
そして、屋上に向かう
ただ、どうやら先客がいたらしい
喋り声がやや聞こえていた
さとみ
少しのんびりするつもりだったが、流石に先客がいるなら気まずくなりそうだ
だから俺は、屋上を後にしようとして...
その時だった
ころん
思わず扉の小窓から声が聞こえた方を覗くと...
そこには
さとみ
ころんが、そこにいた
数人の女子たちと会話をしているらしい
ただ、その視線はあまりにも冷ややかだ
少なくとも俺は、あんな目をされた事は一度もない
気になってしまって、思わず盗み聞きをしてしまう
女子
女子
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
そう言ってくるりとこちらに振り替えるころん
どうやら屋上を後にするらしい
僕は急いで階段を駆け下りる
...別に悪い事をしていたわけじゃないが、バレないように降りていく
俺は、唖然としてしまっていた
だってさっきそこにいたのは、聞いた通りの青木ころんだったから
でも、それは俺の為の言葉だと分かった
そして、見るべきじゃなかったと後悔した
もし、あんな事を聞いてしまったら本当に嫌いになれないじゃないか...
代理
代理
代理
代理
代理
代理
代理
代理
代理