主
主
主
主
ないこ
夜は嫌いだ
自分のことが大っ嫌いになる
ないこ
気づいたら朝になる
そんな毎日を、繰り返す
どれだけ願ったって、世界は残酷なまま
そんなこと、十分に理解してる
それでも、願わずには居られない
助けてほしいと、願わずには居られない
誰も結局、助けてくれないのなら
手なんて、差し伸べないでよ
どん底まで突き落としてよ、
小さい頃から、助けを求めるのは苦手だった
なにかあったとかではなく、俺の性格上、
誰かに弱みを見せることができなかった
ないこ
死にたいんじゃないんだ、
疲れただけなんだ、
この世界で、生きることに
別に、死にたいわけじゃないんだ、、
たまたま、いふと海であったとき、いふが言った
いふ
ないこ
いふ
いふ
いふ
ないこ
いふ
あのときは笑って受け流したけど、
今だったら、、受け流せないかもしれない
ないこ
昔から、歌うのが好き
折れそうなときは、いつも歌う
ないこ
“きも”
“しね”
“うっざ”
“なんで生きてんの?”
聞きたくない聞こえない幻聴が聞こえてくる
ないこ
ないこ
わからないわからない
わからないよっ、、、
なんで俺はこの世界で生きていかないといけないのだろう
誰かに頼んで生まれたわけでもないのに
勝手に期待されて勝手に失望されて
夢なんてとっくに捨てたから
何かを頑張るなんてこともできなくて
周りは頑張ってるのに
過去を乗り越えて進んでいるのに
俺は変われない
変わらない
変わり方を知らない
もうなにも、、、考えられない