ソ連
それじゃにゃぽん、車乗れ

にゃぽん
分かりましたわ~!

だがそんな車にも、
あと一人乗っている人物が居た。
ナチス
……なんで私がコイツと仕事しなければならないんだ

ソ連
ナチ、早いな

ソ連
鍵開けた瞬間に乗ってたのか

ナチス
貴様と顔を合わせたくなかったからだ。

にゃぽん
(朝からソナチが……ソナチが…!!)

にゃぽん
(今日一日頑張れそうですわ♡)

ナチス
チッ…日帝の頼みだから受けたものの、

ナチス
まさかコイツが居るとは…!

ソ連
え、にゃぽんの護衛は嫌か?

ナチス
貴様のことだわっ!!!

にゃぽん
っ!!!

にゃぽん
(腐フフフ助かるぅ…///)

ナチス
…すまんにゃぽん、大声出して

にゃぽん
いえ…続けてください……♡♡

ナチス
ちょっと寄れ。
ソ連近い

ソ連
これでどうだ?

ソ連は変わらずの大人びた態度で、
座席の『内側』に寄ってくる。
ナチス
ああそうだな。確かに寄ったな。

ナチス
しかしこっちじゃないわ!去れ!!!

ソ連
ははははは

にゃぽん
(きょ、供給過多っ!!!♡)

ソ連
はは。そろそろ出発しないと遅刻だぞナチ

ナチス
にゃぽん、遅れたらすべてコイツの責任だからな

にゃぽん
ソビさん、なんだかご機嫌ですの?

ソ連
そうなんだ。
朝からどうにも気分が良い。

ナチス
……ん?

ナチス
貴様まさか…

ソ連
はははははそんなわけが無かろう
あんなのただの水だ

ナチス
貴様にとってはそうだろうな!!
まったく、本当は飲んだのか?

ソ連
はははははははは

―――ソ連にハンドルを握らせてはダメだ。
信用ならん。
ソ連
…はは。やっぱナチの隣に居ると、
落ち着くな……

ソ連
面倒見良いし、キッチリしてるし
つい振り回したくなるし、
焦ってる顔も……。

ナチス
運転に!!!!集中しろッ!!///

にゃぽん
(ニヤけ止まらん♡♡♡♡♡)
