コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
遡ること7年前───
太宰治
太宰治
太宰治
中原中也
中原中也
杏堂〇〇
杏堂〇〇
太宰治
太宰治
中原中也
杏堂〇〇
太宰治
中原中也
あの頃は二人共云う事聞いてたなぁ。
注意すれば三回以内には黙ったし、 怒れば謝ってた。
だのに、今は ...
太宰治
中原中也
中原中也
太宰治
太宰治
中原中也
中原中也
杏堂〇〇
太宰治
中原中也
杏堂〇〇
杏堂〇〇
はじめまして、私は杏堂〇〇。
何故か此の二人から毎日の様に板挟みにされています。
こんな事があってもほんの数年前なら鎮圧出来たのが 最近は二人共聞く耳持たず。
それ処か公共の場でも職場でも 場所を問わずに騒ぐのです。
大勢の人が何だ何だと私達を見ています。
其れも其の筈。だって此処は公園ですもの。
もう一つ私が困っているのは其の喧嘩の内容について。
太宰治
中原中也
杏堂〇〇
何方が私に相応しいとか何方を私が好きかとか。
二人から熱烈な愛の告白を毎日毎日受けています。
きっと二人は私の困った反応を見て楽しんでいる。
私で遊ぶのも勘弁して欲しい…。
杏堂〇〇
杏堂〇〇
周りの目が気になって等々最終手段へ。
右腕の服を肘まで捲って二人を睨む。
二人が何かに気付いた様に私から距離を置こうとした。
けど、
杏堂〇〇
私の異能発動の方が早かった。
右腕からフワッと出た甘い香りが周囲を包む。
中也がボーッとして動きを止め、 異能力が聞かない太宰も甘い香りにふらつく。
隙を見て私は公園を抜け出した。