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いつまでもこの時が続いて欲しかった
少しでも長く彼の隣に居たかった
神はいないと
叶うはずがないと
分かっていても
気づいたら両手を合わせて
願っていたのだ
有瑠 アル
有瑠 アル
玲緒 レオ
有瑠 アル
有瑠 アル
玲緒 レオ
有瑠 アル
有瑠 アル
玲緒 レオ
彼の横顔が愛おしかった
ずっと目に焼き付けても足りないぐらい
私は玲緒のことが大好きだ
有瑠 アル
有瑠 アル
私は小さい時から身体が弱かった
まだ死にたくない
そう思っていたら
体が勝手に動いていた
有瑠 アル
玲緒 レオ
不満そうにしていたけど
快く受け入れてくれた
私は大切な思い出を増やしたいだけ
有瑠 アル
玲緒 レオ
"危ない!!"
有瑠 アル
有瑠 アル
ドンッ……
鈍い音とともに私は意識を失ってしまった
ここはどこ
私、死んじゃったの?
玲緒ともう会えないの?
こんなところで一人にしないでよ
暗い…怖い…
助けてよ……
……玲緒は、助けに来てくれるよね……
そんな期待を込めて
私は更に深い眠りへと落ちていった