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登場人物・設定、?
山中柔太朗
佐野勇斗
もうめっちゃキャラ崩壊してるので無理な人は今すぐサヨナラ
あと妊娠物語でもあります😓
それではどーぞー!
夜。
雨の音が、やけにうるさかった。
薄暗い部屋の中で、俺はソファに小さく座り込んでいた。 テーブルの上には、白い検査薬。
そこに浮かぶ線を、何回見ても結果は変わらない。
山中柔太朗
震える声が漏れる。
何回も確認した。 説明書も読んだ。 でも、どれだけ見直しても。
___陽性。
柔太朗はゆっくりお腹を押さえた。
怖かった。
嬉しいとか、そういう感情より先に、頭に浮かんだのはただ一人。
勇斗_____
付き合い始めた頃は優しかった。 笑ってくれて、抱きしめてくれて、好きだって何度も言ってくれた。
でも今は違う___
機嫌が悪ければ怒鳴られる。 少し言い返せば壁に押しつけられる。 スマホを確認されることも増えた。
“お前は俺だけ見てればいい”
その言葉が、最近は呪いみたいに聞こえる。
それでも俺は、嫌いになれなかった。
好きだから苦しかった。
山中柔太朗
逃げちゃだめだと思った。
勇斗との子なんだから。
夜。 玄関のドアが乱暴に開く音がした。
佐野勇斗
低い声に俺の方がびくっと揺れる
勇斗はネクタイを緩めながら部屋に入り柔太朗を見るなり眉をひそめた
佐野勇斗
山中柔太朗
佐野勇斗
冷たい声。
それでも俺は震える手を握りしめた。
山中柔太朗
一瞬空気が止まった。
勇斗の動きも止まる
佐野勇斗
山中柔太朗
テーブルの上の検査薬を見た瞬間勇斗の表情が変わった。
信じられないものを見るみたいな目
次の瞬間___
ガタンッ!!
テーブルを乱暴に蹴られ、俺は思わず肩をすくめる
佐野勇斗
山中柔太朗
山中柔太朗
佐野勇斗
その一言が胸に突き刺さる
勇斗は苛立ったように髪をかき上げた。
佐野勇斗
山中柔太朗
佐野勇斗
即答だった。
山中柔太朗
佐野勇斗
山中柔太朗
そう言った瞬間腕を強く掴まれた
山中柔太朗
佐野勇斗
山中柔太朗
佐野勇斗
突き飛ばされ、俺はソファに倒れ込む
怖い。
でも、お腹を守るように腕を抱えた
そんな俺を見て勇斗はさらに苛立った顔をした。
佐野勇斗
佐野勇斗
冷たい言葉が何度も刺さる
俺は涙をこぼしながらそれでも小さく首を振った。
山中柔太朗
その時。
勇斗は舌打ちをした
佐野勇斗
柔太朗の目が大きく開く
山中柔太朗
佐野勇斗
山中柔太朗
佐野勇斗
勇斗はそのままバッグを掴む。
山中柔太朗
呼び止めても振り返らない。
ドアに手をかけたまま最後に吐き捨てるみたいに言った。
佐野勇斗
バタン
ドアが閉まる音。
静かになった部屋で俺は動けなかった。
涙だけが落ちる。
苦くて、怖くて、でも
震える手でお腹に触れる
山中柔太朗
誰もいない部屋で俺は小さく泣き崩れた。
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