/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ただ我武者羅に走り続けいた 雨に打たれる体も、辛くなかった
どれだけ走っても、息切れなんて 感じやしなかった
@ 水
お願いだから、無事でいて欲しい
家を出てきた
本当に勝手だと思う、馬鹿だと思う 自分でも馬鹿馬鹿しく感じる
走ったから体は限界みたいで、 近くにあった公園に入った
休憩できたのが運の尽きだった
@ mob
@ mob
@ 桃
ヤンキーって言うのか？ ガラの悪い人に絡まれた
別に逃げればいいのだが、 生憎10対1だ
更に相手は平均20さいぐらいの大人 小さいガキが勝てっこない
だから俺に絡んでんのかな
@ mob
@ mob
@ 桃
@ mob
@ mob
@ mob
@ 桃
「ストレス発散」 この言葉は両親が俺らに暴力を 振る前によく話す言葉だった
自身のストレスが溜まったから 俺らをサンドバックのように 殴って、蹴って
もう、楽になるって思ったのに 暴行も暴言も無いまま、… 過ごせるって思ったんだけどな
でも、この夢は僕が家を出た瞬間に 叶う現実は消えた
水さん、赤兄ちゃん、白兄ちゃん まろ、ゆーくん
全員、俺のことが嫌いだよ、大嫌い
…なら、もう大人しく、 此奴らの暴行に耐えてた方が、 皆喜ぶんじゃないの？
プツンって何か切れた気がする 何かどうでも良くなってきた
前の俺と同じだな、 あぁ、もう…何がどうでもいっか
俺は暴力を受けて相手のストレスを 減らすことが、存在証明なんだ
@ 桃
あいつらはもう、俺に向かって 拳を振りかざしてる
瞬きする間に俺に当たるだろう 視界がスローモーションで見える
死ぬ間際みたい、もう関係ないけど
…あれ、前に誰かいる…？
@ 水
@ 桃
水さん？何で僕を守るの？ もういいじゃん、貴方が僕を 嫌っているのは分かってるんです
無理しないでよ、
@ mob
@ 水
そう言うと水さんは、 手を光らせた、綺麗な水色だった
そしてあいつらに、その手を 見せつけた
ふと水さんの顔を見ると、 目はギラッと光っていて、いつもの 優しい笑顔はなかった
@ 水
@ 水
@ 水
@ 水
@ mob
@ 水
@ 水
水さんがそう言う時にはもう、 公園にあいつらの姿は無かった
@ 桃
@ 水
@ 水
@ 桃
@ 水
@ 水
水さんは自身の上着を脱いで 俺に頭ごと被せた
@ 桃
@ 水
@ 水
@ 桃
優しい言葉をかけられているはず …なのに、俺の心は真っ黒だ
@ 桃
@ 桃
@ 桃
@ 水
@ 桃
@ 水
@ 水
@ 水
@ 桃
@ 水
@ 水
@ 水
@ 水
@ 水
@ 水
@ 桃
@ 水
@ 水
@ 水
@ 桃
@ 水
@ 桃
@ 桃
@ 水
@ 水
@ 水
@ 桃
@ 水
@ 桃
@ 桃
「愛してる」か、よく分からない
ねぇ、俺、答えてよ 俺は今、水さんをどう思ってるの？ 他人の心が読めるなんかいらない、 俺の本音を教えてよ
水さんの心は読めないんだから 俺の心を読ませてよ
だから今すぐ俺が…
俺が今凄くモヤモヤしている理由を 教えてくれよ
コメント
3件
え、まってわんちゃん好き説出てきた？！ いや、逆に、、愛してるを知りたいのか、、 分からない！！次も待ってます！
面白かったです！ 続き楽しみにしています
次回 ♡1200
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ