著者
アルハイゼンvsセノの戦闘シーンを見てて感じたんですが、やっぱりセノは戦闘に慣れたような身のこなし方をしていますね。軽く振り回すような感じで(おそらく片手剣より重いであろう)槍を使って薙ぎ払う動作は、かなり見ていて爽快です。アルハイゼン側は若干押されているかつ、セノが放つ一発一発が重い攻撃を受けることしかできていない様子だった(しかも猛攻を受けるため手に力をかけていて、かなり体の軸がブレていた)ので、「あ、意外と戦闘は不慣れなんだな〜」と思いました。あと、アルハイゼンは多分筋肉だけで何とか持ち堪えていそう(随分と力任せな斬りかかり方をしていた)なんですよね。あの筋肉の塊に勝てる人は中々いませんよ。
ここでセノとアルハイゼンの強さを測ってみましょうかね。
まずこの争いはセノの奇襲から始まりまして、それはひと足先に気付いた旅人が受けました。そして、武器同士が打ち合う音が聞こえてからやっと気付いたアルハイゼン。そしてセノは、その状態からアルハイゼンに向かって一気に斬りかかります。二、三発猛攻を受けるアルハイゼン。現時点ではセノ優勢、アルハイゼン押され気味です。そして押し返されたセノはまた一気に距離を詰め、ジャンプして上から負荷をかけようとします。それをアルハイゼンは上手く受け流し、流れるような追い込みにも回避や斬り込みで対応します。そうしているうちにいくらか余裕もでき、セノに太刀を浴びせてみるも避けられ、その後いくらか斬り込んでは躱され、飛び込んでは受けられの消耗戦でしたが、アルハイゼンは最後まで耐えきり、無事引き分けになりました。
ここで勘違いしてほしくないのが、「アルハイゼン弱くね?」という点です。今回の争いでは、旅人が先に気付けた襲来の回避に遅れ、セノに押されながらもなんとか引き分けに持ち込んだように見えます(その通りです)。これが普通の人達の中で起こった争いならの話ですが。
第一、旅人は危機察知能力が高いんですよ。BGMが大きいので見逃しがちですが、奇襲する際にセノが出しているのは、せいぜい武器を握り直す音くらいです。その上、重力+落ちて来るスピード+セノの攻撃の重さでえげつない負荷がかかってるはずなのにいとも容易く受けますし、勢いで後退したりもしていません。この攻撃がムービー内で一番負荷が高い攻撃であろうことは分かりきっているので、旅人は相当力が強いんです。
そして、そんな攻撃をぽんぽん打てちゃうセノも大概ですよ。第一アルハイゼン自身がすでに筋肉の塊みたいなものなのに、それを押し負かせるって…どんな力を持っているんでしょうか。さらに、このムービーを見ている限りでは、アルハイゼンより槍術も力も回避の仕方も上です。流石大マハ。その小さい身体のどこにそんな力入ってるの。
そんなこんなでまとめると、旅人もセノも化け物じみた強さをしているんですね。なのでアルハイゼンが弱く見えるのは仕方ないことなんです。しかも、あの人はあの人で通常攻撃のモーションが物騒過ぎるんですよね。
強さで言えば、旅人(=)>セノ>アルハイゼンみたいな感じでしょうか。セノ伝ムービーも見て判断しようか迷ったんですが、流石に疲れたのでここらで切ります。いまだに旅人の強さが未知数ですね。
