凪沙は、家に帰った…… すると……LINEが。 LINEを開かず、長押しして確認すると……
阿部亮平
と一言 なんの話しですか……? 話なんて聞きたくないし…… LINEを返す気にもならない……
桜井凪沙
なんで…… こんなに必死になってるんだろ……。 なんでこんなに心が苦しいの?
契約だけの関係だから、亮平さんに彼女がいたって仕方ない……
桜井凪沙
芸能人だから、恋人がいて当たり前だよね。
桜井凪沙
あ……私……失恋したんだ。 この感情……知ってる。
彼氏に振られた時と同じ感情…… 私、いつから恋してたんだろ…… ねぇ、、、亮平さん… 私、気づいちゃった… 亮平さんのことが、好きなんだって…
桜井凪沙
お互いどっちかを好きになったら、契約解除。 亮平さんから、契約解除申し出されるのかな……
だって、彼女いるんだし…… 彼女いるってバレたから、一緒にいられないでしょ…… もう、、優しさなんていらない……
帰ってから、ずっと亮平さんのこと考えていた、、、 時計を見ると、18時 あっ……パスタ… 今日は無理だ……
桜井凪沙
帰って来るのわかってるけど…… 会えない…… いや、会いたくない…… 自分が、亮平さんのこと好きって気づく前に振られてたよ。
はぁ、なんで好きになっちゃったんだろ。 わたしに勝ち目なんてないことくらいわかってたよ… 絶対、好きになることはないって思ってだ…… いつの間にか、亮平さんの優しさが私の中に染み付いていた。
桜井凪沙
たったの2週間、一緒に過ごしただけなのに…… いつの間にか、亮平さんの言葉や行動に沼っていた。 絶対ダメだってわかってたから、辛いんだ……
桜井凪沙
でもさ、、、約束したから、わたしの家にパスタ食べに来てくれる…? 会いたくないのに……話したくないのに…… 本当、私って馬鹿だよね… 来るはずないのに……期待ばかりして……
私のモノにならないってわかってるのに……
桜井凪沙
なんで……この気持ちだけは変わらないの?
いつの間にか朝になっていた…… 凪沙は、ソファーに座ったまま、一睡も出来なかった……
桜井凪沙
結局、亮平さんは私の家に来なかった… そりゃそうだよね… これでもう、トラウマを消してくれる話も、普通の恋愛を教えてくれる話しもなくなった……
桜井凪沙
いつも通り仕事に行き、 今日は、朝から会議。
橘(後輩)
橘(後輩)
桜井凪沙
橘(後輩)
桜井凪沙
桜井凪沙
橘(後輩)
桜井凪沙
そう、3日後に、大事なポスター撮影。 それと……明日は…… 向井さん、宮舘さん、亮平さんの衣装合わせ…… 憂鬱だな……
会いたくないのに…… 仕事って、会いたくなくても、会わなきゃいけない。 避けることも出来ない… 仕事だからって思うとやるしかないってなる…… でも、1番会いたくないのは、亮平さんの方だよね。
桜井凪沙
桜井凪沙
橘(後輩)
会社の人
会議が終わると…… 橘ちゃんが、
橘(後輩)
桜井凪沙
橘(後輩)
桜井凪沙
そう言えば、昨日、亮平さん帰ってきたのかな…… 考えるの辞めよ。今は仕事しなきゃ。 もういい。 できるだけ早く、さよならしよ……
桜井凪沙
橘(後輩)
桜井凪沙
橘(後輩)
桜井凪沙
橘ちゃんはそう言って帰っていった。
桜井凪沙
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