あふれでてきそうな
貴女への想いを
ぐっと飲み込んで
変わりに涙が出てきた。
赤い赤い
血の涙が。
・
・
・
タナキエル
ベリト
タナキエル
ベリト
タナキエル
タナキエル
ベリト
タナキエル
タナキエル
タナキエル
タナキエル
ベリト
ベリト
ベリト
タナキエル
ベリト
タナキエル
ベリト
ベリト
タナキエル
ベリト
ベリト
ベリト
ベリト
ベリト
ポタリと血の涙が落ちる。
タナキエル
ベリト
ベリト
ポタリ…
ベリト
ベリト
ポタリ…
タナキエル
ベリト
タナキエル
ベリト
タナキエル
ベリト
タナキエル
タナキエル
タナキエル
タナキエル
タナキエル
タナキエル
ベリト
タナキエル
タナキエル
タナキエル
ベリト
ベリト
ベリト
タナキエル
タナキエル
タナキエル
タナキエル
タナキエル
タナキエル
ベリト
タナキエル
タナキエル
ベリト
ベリト
ベリト
ベリト
タナキエル
タナキエル
タナキエル
ベリトはゆっくりと首を横に振った。
タナキエル
ベリト
ベリト
タナキエル
タナキエル
ベリト
ベリト
タナキエル
タナキエル
ベリト
ベリト
ベリト
ベリト
タナキエル
ベリト
ベリト
ベリト
ベリト
ベリト
ベリト
ベリト
ベリト
タナキエル
タナキエル
ベリト
ベリト
ベリト
タナキエル
ベリト
ベリト
タナキエル
タナキエル
タナキエル
タナキエル
タナキエル
ベリト
タナキエル
タナキエル
ベリト
ベリト
タナキエル
タナキエル
ベリト
ベリト
ベリト
タナキエル
ベリト
ベリト
ベリト
タナキエル
ベリト
ベリト
ベリト
タナキエル
タナキエル
タナキエル
ベリト
ベリト
ベリト
タナキエル
ベリト
ベリト
タナキエル
しかし、
ベリトはやんわりとした
笑みを浮かべたまま
”ふわり”と消えた。
タナキエル
タナキエル
…
…
貴女を救うためなら私は
私は悪魔になることも
厭わなかった。
いや
全ては
貴方を失いたくないという
強欲な己の願いのために
悪魔になったのかもしれない。
後悔なんて
つらい思いなんてしていない。
新しく生まれ変わった
貴女の姿を見るたびに
貴女と笑って話をするたびに
私の心は
ずっと救われてきたのだから。
…
カラス
ノノ
カラス
カラス
カラス
ノノ
カラス
ノノ
カラス
ノノ
カラス
ノノ
カラス
ノノ
カラス
ノノ
カラス
ノノ
カラス
ノノ
ノノ
カラス
ノノ
ノノ
ノノ
カラス
カラス
カラス
ノノ
カラス
ヒュッ
どこからともなく飛んできたナイフが
カラスの小さな体に突き刺さる。
カラス
カラスはバランスを崩し
地面に落ちた。
タナキエル
カラス
ノノ
タナキエル
カラス
タナキエルが刺さったナイフを
更に深く刺し込むと
カラスは一瞬で霧散した。
ノノ
サクッ
ノノ
ノノ
タナキエル
ノノ
ノノ
タナキエル
タナキエルは
小さな鍵を投げ渡した。
タナキエル
タナキエル
ノノ
ノノ
タナキエル
タナキエル
タナキエル
ノノ
タナキエル
タナキエル
ノノ
ノノ
ノノ
タナキエル
タナキエル
ノノ
タナキエル
タナキエル
ノノ
タナキエル
ノノ
ノノ
タナキエル
短く答えると
その姿を”ふわり”と消した。
一人残されたノノは、
手のひらの上に残された
小さな鍵を見つめる。
ノノ
ノノ
ノノ
ノノ
ノノ
ノノ
ノノ
ノノ
ノノ
ノノ
ノノ
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