れっつさばいばる！

石の階段を登る。

…この言葉何か前も言った気がする！！

まぁいっか

ここに来てから…何日だ？ ５日くらい？

のんびりと話しながら登っていると、 扉が見える。

入った先には、ただっ広いホール。

何をするんだ…？

例の如く壁からモニターが現れ、 ゲームマスターが映る。

少し遠くの地面が割れ、 下からクイズ大会の様な ボタン？が乗った机が出てくる。

察した。

だろうなぁ…

言葉を繋ぐ様にして 向こう側の壁から少女が現れる。

ゲームマスターが何か言ってるのを 無視してモニターが壁に戻る。

…苦労してんだなぁ。

助手さんが奥の方にモニターを降ろす。

モニター戻した意味。

準備しているのを見ながら のんびりと話す。

よく分からない反応をする 仁さんを軽く叩いて準備を待つ。

モニターに文字が映る。

そう言うと同時に モニターに漢字が出る。

◯◯◯◯◯ 　『一口』

皆が首を傾げる中、 雨宮さんが颯爽と出てボタンを押す。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

いもあらい？？？

◯◯◯ 『夜交』

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

何故分かる。

ここからはダイジェストで。

◯◯◯◯◯ 『四十九院』

　◯◯◯ 『八月一日』

◯◯◯◯◯ 『猜ケ宇都』

◯◯◯◯◯◯ 『勘解由小路』

　◯◯◯◯ 『一尺八寸』

◯◯◯◯ 『日日』

◯◯◯◯ 『四十八願』

◯◯◯◯ 『四月一日』

◯◯◯◯ 『ニ』

…とこんな感じで漢字問題は無双。

私は四月一日くらいしか分からん…

…

しみじみと言っている言葉に 頷いていると、細花さんが横で呟く。

今度は仁さんが ボタンに近付いてボタンを押す。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

細花さんの言葉に横で頷く。

何で？？（困惑）

…なんか…成長過程キモそうだな…

うーん即答

あぁ早い

…穴開くのか…本来…

助手？がそう言うと同時に、 地面が真っ二つに割れる。

そのまま下に落ちていく。

ﾄﾞｻｯ

一度真っ暗な空間を通り、 地下室の様なところに落ちる。

その会話を聞いて改めて周りを見渡す。

…雨宮姉弟と月、和田さんがいない。

壁が開き、助手さんが出てくる。

偽物？？

助手はそう言って ニコニコと笑って返答を待っている。

…これ、皆が皆不信状態になる奴じゃ

水村さんが平然と言う。

そう、龍野さんを指す水村さん。

助手さんと水村さんが見つめ合う。

助手さんがそう言った瞬間に 龍野さんの姿が消える。

そう助手さんが壁に指を差し、 モニターが現れる。

そのモニターに映るのは、 同じ様な空間にいる ここにいない5人の姿。

モニターの端にタイマーを表示させる。

取り敢えず5人で集まって話し出す。

元気に挙手してそう言う2人。

仁さんが2人の背を押す。

2人が助手さんの前に立つ。

なんか水村さんの方 異様に具体的だな？？

まぁ任せたし見てるか…

モニターの映像が動き出す。

おー、セリフも大体合ってる…

纏まって壁際を歩いていく。

そして元の真正面の壁の前に来た時、 龍野さんが徐に動き出し壁に近づく。

そう言って壁に手を伸ばす。

触れた箇所からかち、と音が鳴り、 壁の一部が動いていく。

そうして現れたのは、 こちらにあるのと同じ様なモニター。

そこで映像が止まる。

わかる。

また壁が動き出し、扉が現れる。

助手さんはそう言って消えていった。

同時間。

何故か（）出て来たモニターに ゲームマスターが映る。

クイズねぇ…

もう粗方やった気がするのだけど。 どんなのが来るのかしら

階段…そう言えば毎回あったか

んー…

「はやいなぁ…」と言う声が 微妙に聞こえた気がする。

…物理的に知り得ないことを…

その言葉と共にモニターの横に 扉が現れる。

そう言ってモニターの映像が消える。

扉をくぐると、第四の時も見た 鍵のある部屋に着く。

そこには別れたメンバーが揃っていた。

鍵を手に取り、外に続く扉に向かう。

お久しぶりの本編で御座います

テスト前だけどなんか 筆が乗ったから書いたよ！！

これで遂に残る試練も一つですねぇ

さて、私はいつ完結させられるのか…（）

では次回！ 今度こその小話でございます！

ではバイ主〜