陣痛が始まり、未怜を病院まで運んだ 陣痛の間が縮まるまでと通された病室 痛みが来ると苦しそうな未怜… 正直見てるのが辛かった───
瀬戸奏多
神志那未怜
瀬戸奏多
痛みがない時に他愛のない話をして 不安な気持ちを安らげる─── それが今俺に出来ること── 数時間後── 未怜は分娩室に入った
神志那怜哉
瀬戸奏多
神志那怜哉
瀬戸奏多
神志那怜哉
瀬戸遥花
月城彪斗
瀬戸奏多
神志那怜哉
瀬戸奏多
神志那怜哉
瀬戸奏多
1時間半後─── 「「おぎゃあぁぁおぎゃぁあぁ」」 赤ちゃんの産声を聞き 分娩室の外で待っていた俺ら4人は喜び抱き合いハイタッチを交わした それから扉が開き看護師が出てきて
看護師
瀬戸奏多
看護師
看護師はまた中へ入った
2時間程経ち 病室へと移り─── 怜哉先輩が最初は親子3人でと 俺だけ対面させてくれた
瀬戸奏多
神志那未怜
瀬戸奏多
神志那未怜
瀬戸奏多
神志那未怜
瀬戸奏多
その後、怜哉先輩や遥花、彪斗も呼び 病室内は大騒ぎだった
瀬戸遥花
神志那怜哉
神志那未怜
神志那怜哉
神志那未怜
神志那怜哉
怜哉先輩も遥花も凄く嬉しそうだった
約一年半後─── 未怜は高2の2学期から復学し 慣れない子育てをしながら1学期分の学業を補習して受け 俺らと一緒に進級し 今日、俺らと一緒に卒業式を迎える
先生
神志那未怜
卒業式が終わり 下駄箱を出ると
2年女子
瀬戸奏多
2年女子
未奏が産まれた日に告白してきた1年の女子──
瀬戸奏多
2年女子
瀬戸奏多
それだけ言って友達の元へ 戻って行った──
神志那未怜
未奏を抱きながら俺を呼ぶ未怜
神志那未怜
瀬戸奏多
未奏に手をのばして抱っこし、 片手で未怜の手を握って 怜哉先輩の車に乗り込んだ──
神志那怜哉
神志那未怜
瀬戸奏多
神志那怜哉
瀬戸奏多
神志那怜哉
神志那未怜
俺の方を見て首をかしげる 俺は未怜に内緒で婚姻届を用意していた── まだ未成年の俺らは親の承諾がないと結婚できない── だから、こっそり未怜の親と 俺の親に承諾を得ていた──
怜哉先輩の運転する車は市役所に着く
神志那未怜
瀬戸奏多
未奏を抱っこして市役所の中へ入った
私は、なにがなんだかわからず 奏多の言う通りにした 中へ入ると───
瀬戸奏多
神志那未怜
神志那未怜
瀬戸奏多
神志那未怜
私はその場で婚姻届に名前を書いた 判子は奏多が持ってきていた─── その足で、受付へ提出し 兼ねて私達は夫婦になった───
これからは神志那未怜じゃなく "瀬戸未怜" まだしばらくは実感が湧かないだろうけど、好きな人と好きな人との子供と 3人で幸せになりたい
これから先も たくさんの試練があると思う… でも私達はなら大丈夫///
4月─── 奏多の入社式─── 私の父親の会社に就職した
瀬戸未怜
瀬戸奏多
瀬戸未奏
瀬戸奏多
瀬戸未怜
瀬戸未奏
瀬戸未怜
奏多を見送り、私は未奏の保育園の準備をした─── きっと、私達はこうなるように 仕向けられていたんだと思う── たくさん傷付いて、傷付けて 泡のように流れれば消えてしまう日 それを黒い蝶の存在で目にやきつける 泡と、黒蝶。 END
コメント
8件
このストーリー何回みても飽きないです//
もうこのストーリーも最高💕 キュンキュンしっぱなしだったよ!(*^^)v
めちゃくちゃ最高に!!!面白かったです( ^ω^)ニコッ