甘苦い恋〜片想いとライバル〜«🍓いちご王子🍓とのリレー連載»

流星くんまだ来てないのかな？

とか言ってたら

え？こんなに語尾にハートが似合う子 初めて見たんやけど、

なんだかんだ言って照れちゃってる

意外と潔癖？

しょうもない会話でドヤ顔するのは大吾の前だけ

むっちゃ感心してくる流星くん

それをどこに感心してんねんって突っ込むかのような顔をする大吾

私はどうするべきかわからず

家の中をウロウロ

私が見つけたのは

犬のぬいぐるみ

なんか可愛いんよねー

小ボケをぶっこむけど 通常運転でツッコまれる

とか言ってたら大吾がなんか機嫌悪なってますわ、

はぁ、そこは断れよ、

空気読めって

てか、なんで先先2人で進んでん、

流星ほんまに俺の気持ち理解せぇよ、

なんで2人で話してんねん、

俺はそんな二人を見た無いがため、 別に見る気もない雑誌コーナーへ、

あれ？大吾は？まさか、はぐれた？

でも今大吾が犬を見に行くかって言われたら違う気がする

流星くんを1人にはしたくない、 でも大吾を1人にもしたくない、

だから必死で大吾を探す、

漏らしたくないため息が漏れてしまう

少し大きめの声で叫んだのは 俺の片想いの相手

坂井仁奈だった、

別に見たくなった訳ちゃう、 でも嘘つきたなってしまう、

大吾が雑誌コーナーになぜ来てるのかは分からない

でも1人になりたいって言うのはわかってた、

大吾が見るはずのない雑誌を手に取ってたから

子供のようにはしゃぐ流星くんと、 あ、できたか、と当然のようにキッチンに来る大吾、

男子2人と頬張るハンバーグやっぱりハンバーグって美味しー

2人とも何となく予想してた答えが返ってきて何故か安心

流星くんがそっと言った時

大吾が思いっきり咳をして苦しそうにしてた、

そうだよ、大吾が嘘つく時もしんどそうにする時もわかるようになったのは お互いの癖だ、

だから心配になって大吾の部屋に向かおうとする、

え？

可愛い見た目の裏には分からないこともあるようだ、