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主
主
主
日本
日本たちは食事を終えて、街をぶらぶらと歩いていた。
アメリカ
日本
日本
アメリカ
日本
イギリス
日本
イギリス
日本
そんな時、ロシアが日本の肩をさり気なく抱き寄せた。
ロシア
ロシア
日本
日本
日本
日本
ロシア
ロシア
口では素っ気ないロシアも顔を真っ赤にした。彼の父親と瓜二つである。
ソビエト連邦
ソビエト連邦
イギリス
イギリス
アメリカ
日本
日本
イギリス・アメリカに手を振りながら、小さくなっていく背中を見つめる。
日本
日が傾いてきたのもあってか、珍しくしんみりとした様子の日本が呟いた。
ロシア
そんな日本に、ロシアはただ一言、ことばを返した。
まだまだ春先、辺りに吹く風は少しひんやりとしていて肌寒さを感じさせられる。
ロシア
日本
そうして2人は歩き出す。
体格差の大きい2人が並んで歩けるのは、ロシアが日本のペースに合わせているからである。
日本
ふとそのことに気付いた日本は、何やら堪らなくなって、思わずロシアの手を握った。
ぎゅっ
ロシア
瞬間、ロシアは声にならない叫びを上げて固まった。
日本
日本
ロシア
しどろもどろに弁解しながら手を離そうとする日本。
しかしロシアは、もう一方の手で日本の手をぎゅっと包みこんだ。
日本
驚いた日本が咄嗟にロシアの顔を見上げる。
ロシア
今まで見たことも無いほど顔を赤くして、薄らと汗ばんでいるロシアの切なげな表情が、そこにあった。
その壮絶な色気に日本は思わずたじろぐ。
ロシア
ロシア
ロシア
ロシア
ロシア
日本
ロシア
日本
互いに赤面した二人を西日が照らし出す。
ロシア
日本
面映ゆいような気まずさの中、2人は帰路につく。
陽が地平線の向こうへ沈もうとしている。
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
8件
日本さん……ロシアさんのところへ以外、どこへ行こうというのだね? 会話文、情景描写、全てが美しいですね。 秀逸な漢文ばかりを集めた本を読んでいるような心地がします。 実山椒さんの文章からは、漢詩のような奥行きと色のついたキャラたちの感情を感じます。
読むのめちゃ遅くなりました…😭 やっぱりおぢ様愛してます👍🏻 🇷🇺さんと🇯🇵さんがお手々繋いでるぅ!と少々興奮気味です。 いくらでも待ちますよ〜! 次回も楽しみです✨
わ~!!こんなにも嬉しいお言葉をたくさん…!!! ランチの帰り道のはずが夕方になってたり、情景の描写がクサくなってしまったりと、いろいろ未熟な点があって内心ハラハラしましたが、良かったです!