義妹は無表情

数ヶ月後

数ヶ月もしたら私は家を行き来、学校にはまだ行けていない

兄妹仲は良好、初手とてつもない印象だった凛お兄ちゃんともいい 塩梅で仲がいい

そう言いながら私を抱っこ

キッチンで軽く頬を洗い水気を拭き取る

この家にいる誰もが妹を食す勢いで甘やかしております

そんなお兄ちゃん達の心配は当たってしまう事になる…

ある日、私一人で気分転換がてら街を歩いていた時だ…

？？）よぉ、藍夜

最悪だった…いや、最悪だ……なんてったって私の実父が後ろから声を掛けてきたのだから

振り替えれなかった……顔を見たら吐く気がしたから

ｶﾞｽｯ

殴られた…突然後頭部を何かで……いや、瓶で殴られた

なんかもう…吹っ切れた

吹っ切れたしムカついた…殴り返してやろうかと思ったが…またすぐに殴って来た

殴られたお陰で今……非常に頭が冴えている

で、何をするかって？「正当防衛」だ

実父）は？お前みたいなか弱き乙女がなぁーにできんだ笑

まぁ、殴るより蹴る方が正しいな…

んな事はいいんだよ、蹴る、とりあえず蹴る

怒りで血が上ってた…正直ほぼ覚えてない……

ただこの時の感情は「どう晒し者にしてやろうか」の1点だった

あの時の私とは違う…それを今実感している

恐怖の象徴だった実父に暴言を吐き散らし満足すると実父はそそくさと帰っていった

先程瓶で殴られた時…中に何か入っていたのか…私は濡れていた

なんかもう…訳わかんなくて取り敢えず帰宅…

兄ズ宅

数十分後…

今現在…私はせいにぃをソファに押し倒しその上でコロコロと甘えてる