里美
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深雪
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深雪
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ここは、あるテレビ局のメイク室。
私の職場である。
4年程前から勤めていて、
今では後輩が何人もいる。
そんな私にも数ヶ月前彼氏ができた。
その相手が、
今大人気の俳優・望月優馬。
きっかけはとてもシンプルで、
飲み会で少し話して、面白かったから付き合い始めた。
それだけだ。
でも、前からファンだった私の中では
彼が全てだった。
そして付き合っていく内に、彼の本心が見えてきた。
……知りたくなかった。
彼の極度の女遊びを。
実際に自分で、彼が他の女性と一緒にいた所を見たわけでは無い。
ただ最近、彼の熱愛写真などがおかしい程に撮られている。
写っているのは私と彼ではない。
いつも私ではない誰かと彼だった。
深雪
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所詮、芸能人とファンの関係だった。
そう思ってしまえば、自分が楽になる。
でも、私は彼を離せない。
離したくても、離せない。
深雪
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〜夜〜
深雪
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深雪
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〜帰宅中〜
深雪
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テレビ局の近くの喫茶店に、変装した優馬がいた。
深雪
私達は同居している。
でも、優馬はほぼ毎晩帰ってこない。
私は彼を呼ぼうとした。
深雪
彼の相席に見知らぬ女性が座った。
きっと何か注文したんだろう。
相手の女性は両手にドリンクを持っていて、
片方を優馬に渡した。
深雪
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更に2人は笑いながら会話をし、
自然とキスをした。
最後の願いを込めて、彼に電話をした。
こんな事をする自分に嫌気がさすが、
これが最後だ。
優馬
不在着信
深雪
〜喫茶店〜
ブーブーブーブー
女性
優馬
優馬
ピッ、プープープー
〜深雪〜
おかけになった電話は電源が入っていないか、、、。
切られた。
深雪
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ようやく分かった。
彼にはもう、私に対する想いはカケラも残っていない。
〜自宅〜
優馬
優馬
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優馬
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優馬
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優馬
優馬
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