mob
あれ
mob
加害者君じゃん
shk
…
何を言い返そうがこの状況は変わらない
何も反応しないのが一番だ
ガヤ
え
ガヤ
シャークん来てる…
ガヤ
怖
shk
(大丈夫、大丈夫…)
shk
(俺にも味方はいる…)
先生
はい、静かにしてください
先生
号令
憂鬱だ
担任がbroooock先生だったら楽しかったのかな
でも
会えるだけでも幸せなのかもしれない
ここは図書室だ
滅多に人が来ないからサボりに最適だ
shk
つまんな…
不意に口に出したその言葉は誰かの耳に届いてしまったようだった
??
何がつまんないの?
shk
色々…
shk
って
shk
broooock先生じゃないですか
br
やほー
最近ずっと俺のサボりに付き合ってくれている
shk
授業大丈夫なんですか?
br
プリントとかやらせてるから大丈夫だよ
br
てか
br
シャークん最近どう?
shk
どう、とは
br
んー
br
変なことされてない?
br
殴る蹴る以外になんかやられてない?
shk
変なことは特にされて無いです
濡れ衣を被せられたこと以外は
全て殴ったり蹴ったりの虐めだ
br
そっか
br
あ、そういえばさ
br
僕ちょっと遠くに引っ越すから
br
この学校から居なくなるかも
shk
え…
shk
なんでですか…?
突然の告白だった
先生だけが俺の味方でいてくれたし
俺の好きな人だ
先生がいなくなったら俺は
どうにかなってしまいそうだ
br
恋人と一緒に住もうかなーって
br
まだその話はちゃんとしてないけど
そうか…そうだよな
先生はモテるんだ
恋人の一人や二人いてもおかしくないよな
br
…どうしたの?
shk
いえ、なんでもないです
shk
俺戻りますね
br
うん…
動揺が隠せずにその場から逃げる様に立ち去った
このつまらない教室に帰って来たのは他でも無い
あのまま話を聞いていたら彼女を探し出して殺してしまうかもしれないからだ
shk
はぁ…
mob
被害者面すんなよクソがっ…
mob
俺もお前も同類の様なもんだ…(ボソッ
これからどうすればいい
俺にはもうbroooock先生しかいないんだ
nakamu達と…
いや、それは無理があるな
あの事件があってから皆んなには会ってるが
仲良くする気はなさそうだったからな