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深月 澪(ミツキ レイ)、彼女は 完全な天賦の才を持っている。
ある日、音楽業界に彼女が現れた、 彼女によって、Mrs. GREEN APPLEや、 他のグループは 1つ順位が下がる、 視聴率も下がる というなんとも異様な結果になった。
新年早々俺は そんな速報に目を見開いた。
若井滉斗
藤澤涼架
今まで何をしていたのか不思議に思うぐらい 彼女はすごい新しいコードの進め方、 小説家のような語彙力に 言葉が出ないようだった。
ステージで華麗に舞う彼女に みんな釘付けになる。 着用していたドレスが 海底神殿のデザインで、 俺と美的センスが似ていて 悔しいくらいに美しかった思いがある。
そして、何よりも陰鬱な歌詞に ボールルームダンスのような、 バレリーナのようなダンスも相まって 誰よりもひときわ美しかった。
深月 澪、なんて女性だ、 歌詞も振り付けも何もかも 一級の芸術作品のようで 何回も見たくなった。 そして、 テレビの録画をみんなで見返した。
若井滉斗
大森元貴
藤澤涼架
涼ちゃんは泣き、 俺は参考にメモを取る 若井はエアギターで頑張っている。
深月 澪(ﾐﾂｷ ﾚｲ)
曲が終わり。 彼女が受賞し、 取材を受けているところを見る 普通なら笑顔で、 とても嬉しそうにするのに対し、
彼女は、微塵も 嬉しくなさそうにしている
なんだか訳ありな感じだ。 みんなが言われて嬉しい、 「皆のおかげです！ ありがとうございます！」 と、言っていれば だいたいは、いいものの そんなに嬉しく無さそうだ。
藤澤涼架
涼ちゃんがボソッと言う、 なんだか彼女が気になってきた。
この嬉しくなさそうな反応、 天才的な作詞、作曲、衣装 全て繋がっているような そんな気がしてならない
俺と同じ境遇なら嬉しい
大森元貴
ふと言ってみたそしたら
藤澤涼架
若井滉斗
大森元貴
若井滉斗
藤澤涼架
彼女に、あえる？ 知らされていないイベント事に 焦りを感じながらも、 彼女に会えるという嬉しさから 胸が高鳴りはじめた。
( 主˙꒳˙ )
( 主˙꒳˙ )
( 主˙꒳˙ )
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