赤
本
紫
編
桃
ス
青
タ
橙
ー
黃
ト
俺の名前は赤 橙くんの様子が変だから橙くんに話を聞いてみようと思って橙くんの部屋に来た
赤
コンコン
橙
…何…
赤
赤だけど入ってもいい?
橙
別にええけど
そこには辛そうだけど無理に笑ってる橙くんがいた
赤
橙くん
橙
何?
赤
俺たちに辛いこと教えてくれてありがとう!
橙
えっ…
赤
(また作り笑いか…)
赤
虐めにあってるの?
橙
…
赤
虐めにあってること言うなって言われてるでしょ?橙?
橙
俺…俺虐めに…あっています
赤
よく言えたね
橙
俺…俺…ほんまに辛かった
赤
兄ちゃんももっと早く気づいて言ってあげたら良かったな
橙
ポロ
橙の瞳から少し希望を抱いたように感じた
赤
泣いていいよ思いっきりなきなギュ
橙
うわぁぁぁんうわぁぁぁん
橙は今まで耐えてきてた涙をいっきに出した いつも笑顔が絶えない橙だけど小さい子に戻ったかのように泣いた それからつまりながらも今までのことすべてを話してくれた そして最後に橙の口から
助けてください
その一言を言ってから眠りについた それから俺は紫兄に話すためにリビングに戻った