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うる
4,400
#いんく、からぴち、ぷちひな、たまちゃん
#二次創作
る ぇ の .
4,096
次に付き添うことになったのは、たっつんさんだった。 正直、あまりちゃんと話したことがなかったから、道中は少し緊張していた。 関西弁で軽快に喋るたっつんさんは、いつも輪の中心で誰かを笑わせているイメージが強くて、うまく話せるか不安だった。 助手席に座りながら、何を話せばいいのか分からず、膝の上で手を握りしめていた。
たっつん
そんな私の緊張を見透かしたように、たっつんさんは車を走らせながら明るく話しかけてくれた。
たっつん
そこから始まったのは、メンバーたちの失敗談だった。 うりさんが当番を忘れてのあさんにぶちギレられた話、なおきりさんが花の世話に夢中になりすぎて水やりの水量を間違え、部屋を水浸しにした話。シヴァさんが変装中に自分の正体を忘れかけて、鏡の前で本気で固まっていた話。
次から次へと繰り出される面白おかしい話に、気づけば私は声を上げて笑っていた。
たっつん
るな
たっつん
たっつんさんの喋り方は、テンポがよくてどこか温かい。時折こちらに話を振ってくれるのも嬉しくて、気づけば、最初の緊張なんて、すっかりどこかに消えていた。
たっつん
るな
たっつん
るな
たっつん
るな
そんな他愛のない話をしているうちに、車は目的地の近くに停まった。 今日の任務は、とある倉庫に潜んでいる組織のボスの捕縛らしい。周囲には他の見張りらしき人影もちらほら見える、決して緊張感のない現場ではないはずだった。
たっつん
軽い調子でそう言うと、たっつんさんは建物の裏手にある通気口の蓋を、あっさりと外した。
るな
たっつん
そのまま、たっつんさんは会話を止めることなく、通気口の中を進んでいった。私も慌てて後に続く。 狭くて薄暗い通路の中、金属の壁に体をこすりながら進むのは想像以上に大変だったが、たっつんさんはまるで散歩でもしているかのように涼しい顔をしていた。
たっつん
楽しそうにメンバーの話をしながら、器用に体を捻って狭い通路を進んでいく。 私も必死についていきながら、その話の続きに耳を傾けていた。 途中、何かがぶつかるような鈍い音や、短い悲鳴のようなものが微かに聞こえた気がした。びくりと肩が跳ねたが、たっつんさんの話は途切れることなく続いていく。
たっつん
るな
たっつん
軽快な口調のまま、たっつんさんは話を続けながら、通気口の先にあった格子を素手で無造作にへし折り、外へと出た。 そこには、意識を失って倒れている数人の男たちの姿があった。
たっつん
あっさりとそう言われて、私は思わず固まった
るな
たっつん
たっつんさんが軽く指差した先には、明らかに他の男たちより体格のいい男が、白目を剥いて倒れていた。周囲には、他に立っている人間の姿はどこにもない。 ずっと自分の話に付き合ってもらっていたはずなのに――気づけば、任務は完全に終わっていた。 まるで、片手間だったとでも言うように。
るな
たっつん
からりと笑うその顔には、たった今、何人もの敵を制圧したばかりだとは思えないほどの、あっけらかんとした軽さがあった。 帰りの車の中でも、たっつんさんはまたいつも通りの調子で軽口を叩いていて、さっきまでの光景がまるで嘘だったかのように、和やかな空気が続いていた。 ふと窓の外を眺めながら、この人たちの強さの底が、まだ全然見えていないのだと、改めて実感させられた一日だった。
コメント
1件
第17話読んだよ〜〜!😭💕 たっつんさんの関西弁の軽快さと、任務中の圧倒的ギャップがやばすぎた…!ずっと話しかけてくれてると思ったら、いつの間にか敵全員制圧してて「え、もう!?」ってるなちゃんと一緒に固まったよ笑 しかも涼しい顔でメンバーの話し続けてるところがもうカッコよすぎる…!「強さの底が見えない」ってるなちゃんの気づき、めっちゃグッときた…✨ 次の話も楽しみにしてるよ〜!🌸