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剛は、さきほどから目を覚まさない。

気を失ってしまったのだ。

ルキア

剛!目を開けろよ!まだ、死んじゃダメだ!わたしは、まだあんたに言わなきゃいけないことがあるんだよ

えっ?なに?もしかして・・・ルキアさん・・・

3日間よろしくな

そうやって優しい声で・・・わたしに言った・・・。

ルキア

わたしは、《森田剛》、あんたのことが・・・・

だが、そのことばがかき消されてしまう。

謎の人物

どうだい?ルキア。愛しい男が息絶える姿を見るのは😏

ルキア

なぜだ!彼は、関係ない!!

謎の人物

お前たちは、私たちを裏切った。だから、抹殺する

ルキア

・・・抹殺?

謎の人物

ルキア、おとなしくあの世に行け。たなし・・・お前の力は残していってもらう

その人物は、銃のようなものをルキアさんに向けた。

ルキア

やっぱり、力だけを狙っているんだね・・・。そうやって、アミの命も狙ったんだろ?わたしは、村なつもりなかったのに・・・・

謎の人物

あははは。もう、遅い。

ルキア

わたしは、もうあんたたちの指示には2度と従わないよ!私を救ってくれた剛を・・・ううん、
彼らV6のみなさんを・・・・・・信じることにしたから

ルキアは、剛の手を握る力を強くした・・。

すると・・・

・・・・!?・・・ルキア?

剛が、目を覚ましたのだ。

ルキア

剛?大丈夫なのか?生きているのか?

剛は、ルキアさんの頬に伝わる涙を拭い・・

泣いているのか?

ルキア

・・・・・・・剛・・よかった・・・

ルキアさんは、剛に抱きついた!

うっそ!見たかった(健)

さらに涙を流した。

謎の人物

ちっ

・・・なんだよ、ルキア・・・ちょっと気絶してただけじゃん

ルキア

・・・・・・・

ルキアは、さらに剛に抱きつく力を緩めずにいる。

ルキア?苦しいって・・・・大丈夫だから・・・・

ルキア

・・・・・

それとも、なに?その涙は、俺のために流してくれた涙って・・・うぬぼれていいのか?

ルキア

バカ!目にごみが入っただけだ!泣いてなんかいないから

(いやいやいや。明らかに泣いてるし・・・だきつかれたら、勘違いするだろ?)

ルキア

・・・・・・

ルキアさんもこれ以上は、どうしたらいいか、わからないみたいだ。

謎の人物

隙あり・・・😒

ルキア!危ない!

ばぁーん!!

銃声が、響いた・・・・。

長野

えっ?剛?ルキアさん?

・・・・・!

イナン

この近くにいるはずよ

その頃、ちょうど近くについた僕たち四人。

イオン

でも、気をつけて。罠があるかも・・・・

罠か・・・たしかに・・・

この前のことが思い出される。絶対安全とは言い切れない。

坂本&いのっち&岡田

・・・・・

3人はなぜだか縛られました。、いのっち

・・これじゃあ、サリーさんの心を動かすことできねぇよ

坂本

・・サリーさん心を動かすなにかが見つかればいいんだけど・・・

岡田

・・・・・・・・

肝心の岡田は、黙ったままなにかを考えていた。

岡田

(アミが狙われる理由がわからない・・。)
でも・・・実はあのときも、自分と同じように狙われていたんやろうか?

(岡田の心の中の声のようで、実は漏れてるです)

坂本

ひ、ひとり言い始めたぞ?オイ・・どうなってるんだ?

いのっち

・・・ここは任せるしかないっすね

岡田

アミは俺たちが狙われていることは、途中まで知らんかったはずや・・・だけど、アミはどこかでそれを知ったんや

まだまだ、ひとり言を、いい続ける岡田。

アミ

ジュン!にげて!

殻だが動かないはずなのに、俺を庇って・・・しかも・・・

アミ

・・ジュンのなかのクリスタルをどうとかって・・・・

撃たれたアミは、そのあと俺にそれを伝えた。

岡田

自分のことより俺を助けるしか頭になかったんや・・・・

坂本

わぁ~、明らかに一人の世界ってやつですね

いのっち

・・・黙って結論見ておこうよ、リーダー。(俺たちきっと出番なしかもよ?)

そして・・・・しばらく瞑想に浸る岡田は、少しずつアミさんの言葉を思い出していった。

アミ

・・・ねぇ、ジュン。もしも、私が死んで、困ったことがあったら・・・・

岡田

・・えっ?

アミ

ここを、開けてほしいの。それまでは開けないで。

岡田

その前に死んだらって・・・なんでそんなこと。それに、俺は個の世界の者やないから、ここにはこやんかもしれやん人間やで?

アミ

あなたはきっとまたいつかここへ来るわ・・・

岡田

アミ!なんでや!なんでそんなことを俺に頼むんや!

アミ

ジュンには、知っていてほしいだけなの。まだ、誰にも話さないでね。いつかわかるときが来るから

・・・・・そんな記憶をたどり、岡田は

岡田

あっ!!

坂本&いのっち

!Σ( ̄□ ̄;)!Σ( ̄□ ̄;)

岡田の急な閃きの声にびっくりするふたり。

岡田

・・・そうか・・そうなのか?アミ・・・・・

岡田は、アミさんともう1つの交わした約束を、思い出したようだ。

いのっち

やっと、ひとり言タイム終わりか?

坂本

いや、あの顔は、なにかを思い出したんだよ。悔しいなぁー。カッコいいもん。

そして、ようやく岡田は、サリーさんに請求する。

岡田

あのさ、サリーさん。←さんづけ。
ある場所に連れていってもらいたいんやけど

サリー

・・・随分かかったな。どこだ教えろ

待っててくれたんだ。意外と優しい?

岡田

その前にさ、縄をほどいてくれやんかな

にっけりする岡田。かえってこわい。

坂本

え、笑顔?

いのっち

リーダー、岡田を信じるしかないぜ?

サリー

ダメだ。😒逃げるつもりだろ

坂本&いのっち

やっぱり😓😓

岡田

ええから、連れてけや。😒

坂本&いのっち

あっ・・・虎之介や

岡田

早く行かないと大変なんや!!

サリー

いいだろう。その場所に案内しろ。その代わり、お前一人だ

坂本&いのっち

えっ?マジで😭💔😭💔俺たちほりっぱかよ!

サリー

うるさい😒この男に任せといて・・・

岡田

条件があるんやけど。このふたりも連れていかんのやったら、教えません

いのっち

岡田~😭(言うことかっこよすぎだよ)

岡田

教えんかったら、困るのはあなたやろ?

坂本

(いまの岡田は、関西弁炸裂している。)

サリー

仕方ない。ただし、縄はほどかない

坂本&いのっち

(どこまでもやな女だな)

坂本君と、いのっちが、終始ビクビクしているのに対して岡田はなぜか冷静だった。

これは、演技か?それとも・・・・。

だけど、3人は、縄をほどくことができていた。

坂本

サンキュー、岡田

いのっち

サンキュー、岡田

いのっちは、こうも思った。

いのっち

(ホールドアップダウンのお陰だ!俺、縄で縛られるシーンあったから)

坂本

・・でも、案外ゆるかったぜ。

ふたりは、縛られていた手をさすりながら・・・

岡田

彼女の心に少しでも《優しさ》が残ってるなら・・・・俺はそれを信じたいけどな

そう呟いていた岡田。

坂本

・・・・・。それにしても、岡田のやつ相変わらずかっこいいことしやがって・・・。

いのっち

まぁ、そのおかげで助かったんだけどね

坂本

いまは岡田を信じるしかないよな

その頃・・・剛と、ルキアさんはというと・・・・

謎の人物

フフフ。さぁ、抜けられるかな。
見せてもらおうじゃないか。お前たち人間が信じてるという仲間への心というものを・・・・

そう、銃声が、聞こえていた場所ではなにが行われていたか・・・

ルキア

・・・・・・

・・・ルキア?

剛さ、目の前でルキアさんの真の力というものを見てしまったのだ。

驚きと、戸惑いと・・・そして恐怖感・・・いろんな感情が混ざりあい・・・・

ルキア

あ、あの・・・・

・・・・・・

剛は、少し後ずさりをしてしまった・・。

ルキア

・・・そう、だよね・・・、怖いよね・・・・(だから、剛にだけは見せたくなかった・・・でも、あのままだったら剛は・・・・・・)

ルキアさんも、悩んでいた。この力を見せるべきだったかどうか・・・・。

謎の人物

ルキア、お前にはもう、必要のない力なんだろ?
ルキア「あぁ、必要ないよ、こんな力・・・・

・・・・

謎の人物

そいつは、(剛の方を指差し)、お前の心を壊した人間だ

・・・・!

ルキア

えっ?

謎の声

お前の力を使うのには、最適な人物だ。そう、思わないか?

・・・・えっ?嘘だろ

謎の人物

ルキア、もう一度我々の仲間になれ。

ルキア

・・・もう一度仲間に?

ルキアさんは、その謎の人物の方を向き、歩き出す・・・。

ルキア

・・・・もう一度仲間に・・・・・

そう呟きながら・・・。

ルキア!!

ルキア

・・・・そうだな・・・その方がいいかもな・・・・

そうすれば、矛先は、私に向く・・・。

えっ?ルキア!ダメだ!

ルキアさんは、1歩ずつその謎の人物の方へ歩いていった。

V6 不思議な船旅4 Voyager~最後の航海~

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