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#お友達探し
けいか🎼
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꒰ঌ甘咲ぬな໒꒱🍭
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放課後の生徒会室
ワイワイと片付けをするみんなの中で、俺はなぜか落ち着きがなかった
視線の先には、窓際の席で教科書をバッグにしまっている、水色の髪の背中がある
……雨乃こさめ
いつからだ? あいつが俺の隣に当たり前のように笑って並ぶようになったのは
生徒会を手伝うようになってから? それとも、あの時、俺たちの輪に入ってきた日から?
分からない
だけど、気づいた時にはもう遅かった
あいつの笑った顔を見るだけで胸が締め付けられる
他の奴と楽しそうに喋っているところを見ると、どうしようもない苛立ちと焦りが胸の奥を引っ掻き回す
――これって、完全に「恋」じゃねぇか
自覚した瞬間から、心臓の音はうるさくなる一方
だから、今日の帰り道は絶対に言うって、朝から心に決めていた
だけど、いざとなると足がすくむ
こんな自分に、心の底からうんざりする
白鳥すち
白鳥すち
暇崎なつき
暇崎なつき
すちにニヤニヤとした笑みを向けられ、慌てて視線をそらす
すると、ちょうど荷物をまとめ終えたこさめが、トコトコとこっちに歩いてきた
雨乃こさめ
雨乃こさめ
ぱあっと満面の笑みを浮かべるこさめ
その無邪気な瞳を見つめていると、喉の奥がキュッと締め付けられて、声が出せなくなりそうになる
暇崎なつき
らんやいるま、すちやみこと達に「じゃあな!」と声をかけられ、俺たちは並んで生徒会室を後にした
夕暮れ時の通学路
西日が街並みをオレンジ色に染め上げ、こさめたちの影を長く引き伸ばしている
いつもなら他愛のない雑談をしながらワイワイ歩く帰り道なのに
今日のなつくんは妙に静かだった
まぁ……
雨乃こさめ
雨乃こさめ
チラリと横を盗み見ると、なつくんはぎこちなく前を向いたまま、耳たぶを真っ赤にしている
いつもは余裕そうな顔をして僕をからかってくるくせに、今日の横顔はなんだかすごく真剣で……
それがたまらなく愛おしくて、こさめはちょっぴり意地悪したくなっちゃった♪
雨乃こさめ
暇崎なつき
雨乃こさめ
雨乃こさめ
こさめが顔を覗き込みながらクスクス笑うと、なつくんの肩がビクッと跳ね上がった
暇崎なつき
暇崎なつき
暇崎なつき
雨乃こさめ
雨乃こさめ
わざと指先でなつくんの制服の袖をちょんちょんと引っ張ってみせる
なつくんは「っ……お前なぁ……!」と声を詰まらせて、真っ赤な顔で足をピタリと止めた
ダメだ、こいつ絶対面白がってやがる…
余裕ぶった顔で上目遣いに俺を見つめてくるこさめ
だけど……その瞳の奥が、ほんの少しだけ震えているのを俺は見逃さなかった
こいつも、本当は平気な顔をしてるだけなんだって
暇崎なつき
雨乃こさめ
俺はポケットから手を取り出すと、目の前で小悪魔みたいに微笑んでいたこさめの手首を、ぎゅっと掴んだ
余裕そうだったこさめの表情が、一瞬で驚きへと変わる
暇崎なつき
暇崎なつき
雨乃こさめ
暇崎なつき
暇崎なつき
暇崎なつき
夕陽を背にして、俺はまっすぐにこさめの目を見つめた
逃げ場をなくすように、一言一言、噛みしめるように想いをぶつける
暇崎なつき
暇崎なつき
暇崎なつき
掠れた声
カッコいい告白なんて出来なかった
だけど、これが俺の全部だった
返事を待つ数秒間、心臓が爆発しそうなくらい跳ねていた
なつくんの口から出た、あまりにもまっすぐで力強い「好き」という言葉
さっきまで余裕ぶってからかっていたはずなのに
一気に頭が真っ白になって、胸の奥がぎゅっと締め付けられた
雨乃こさめ
雨乃こさめ
雨乃こさめ
真剣な瞳で僕を見つめるなつくん
その真っ直ぐな熱さに、こさめの我慢していた想いがボロボロと崩れ落ちていく
余裕ぶるなんて、もうやってられないや
気づいた時には、こさめの目からポロポロと大粒の涙が溢れ出していた
暇崎なつき
暇崎なつき
暇崎なつき
さっきまでの真剣な顔から一転、慌てふためいてハンカチを探すなつくん
やっぱり、この人はどこまでも不器用で、こさめに甘いんだ
雨乃こさめ
暇崎なつき
涙を袖でゴシゴシと拭いながら、こさめはなつくんのシャツの胸元をぎゅっと掴んだ
潤んだ瞳で上目遣いに睨みつけながら、精一杯の本音をぶつける
雨乃こさめ
雨乃こさめ
雨乃こさめ
暇崎なつき
雨乃こさめ
雨乃こさめ
雨乃こさめ
次の瞬間
なつくんの大きな腕が、力強くこさめの体を引っ張り、そのまま胸の中にギューッと閉じ込めた
暇崎なつき
暇崎なつき
頭の上から降ってくる、照れくさそうで、でも心の底から嬉しそうななつくんの声
トクン、トクンと、シャツ越しに伝わってくるなつくんの心臓の音が、びっくりするくらい高鳴っていて……
すごく愛おしかった
雨乃こさめ
雨乃こさめ
暇崎なつき
暇崎なつき
夕暮れの温かい光に包まれた帰り道
影がひとつに重なり合う場所で、こさめたちは初めて、お互いの指先をしっかりと絡め合わせ、二度と離さないことを誓うように、強く、強く抱き合ったのだった
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
コメント
1件
いやあ、ついに来ましたね、この瞬間!なつくんの告白シーン、めちゃくちゃ良かったです。あの「遊んでんのは分かってんだよ」からのまっすぐな想いのぶつけ方、不器用なのに誠実さが溢れてて。こさめちゃんが泣きながら「遅いんだよバカ」って言うのも、ずっと待ってたんだって伝わって胸にきました。夕暮れの帰り道で影が重なる描写、すごく映えてましたね。お二人ともおめでとうございます!あやねさんのこの高揚、すごく分かりますよ〜!