ナレーター
とある所に狼の耳と尻尾を持つ狼の子がいました。
ナレーター
とある集落に小さな女の子のユリがいました。
ナレーター
二人はいつも楽しく遊んでいました。
狼の子
あはは!
ユリ
あはは!
ナレーター
そして、その遊びを眺めるのは、ユリの姉と狼の子の兄でした。
ユリの姉
怪我しないようにねー!
狼の子の兄
気を付けろよ
ナレーター
とある年の春、狼の子の兄とユリの姉は別々の面接(/試験)で合格しました。
ユリ
おめでとう!
狼の子
よかったね!
ナレーター
それから二人は、ユリの姉と狼の子の兄とはにどと会っていません。
ナレーター
そして、翌年の春には、
狼の子も面接で合格しました。
狼の子も面接で合格しました。
ナレーター
それからユリは、一生三人とは会うことは無かったそうです。
ナレーター
しばらくして
ナレーター
集落は銃を持った兵士らによって廃墟になったらしいです。