医者
快晴君のお母さん、
快晴の母
はい。
医者
実はドナーが見つかりました。
快晴の母
本当ですか?!
医者
はい、
手術は約5日後を予定しています。
手術は約5日後を予定しています。
咲月
(私が生きていられる期間…)
快晴の母
快晴、
快晴
ん?
快晴の母
ドナー見つかったって。
快晴
え、本当に?
快晴
俺生きれるの?
快晴の母
うん!よかったね!
医者
咲月さん、ちょっと……
咲月
はい。
医者
今後咲月さんには703号室に入院してもらいます。
咲月
はい。
医者
咲月さんの入院に関してだけど………
医者
二人には様子をみるための入院と伝えておくよ。
咲月
ありがとうございます。
医者
そこからどうするかは咲月さんの自由。
咲月
そうですね。
医者
あとね、
医者
明日からは咲月さんが死ぬ確率が63%。
医者
ちょっとでも気分が悪くなったらすぐに言ってね。
咲月
はい。
咲月
(私死ぬのか……)
咲月
(快晴よりもはやく死ぬなんてなあ……)
咲月
(私が死んで快晴も死ぬか、)
咲月
(私が死んで快晴が生きるか)
咲月
(どっちにしろ私は死ぬ)
咲月
(生きる方法なんてない)
咲月
(なら、生きることができる快晴に生きてもらおう。)
咲月
(これが私の答え。)
朝
咲月
(今日から63%…)
咲月
(なんか人生ってあっという間だったなあ……)
咲月
(もっともっとしたいことあったのに…)
快晴の母
咲月さん。
咲月
あ、おはようございます
快晴の母
おはよう。
快晴の母
頭の調子はどう?
気分は悪くない?
気分は悪くない?
咲月
大丈夫です!
咲月
(……嘘。朝起きてから頭が痛い。頭が締め付けられるみたいに。)
快晴の母
よかった、
屋上にて
咲月
あ、快晴。
快晴
よ、なんか久々。
咲月
快晴、ドナー見つかってよかったね!
快晴
おう!その人の代わりにもいっぱい生きたいと思う。
咲月
お、いいじゃん。笑笑
がんばー。笑笑
がんばー。笑笑
快晴
咲月も手伝うんだよ
咲月
えっ……?
快晴
えっ……?ってお前も一緒に生きてくれるだろ?
咲月
(なんでそんなこと言うの?)
咲月
(私の人生は……)
咲月
あー、了解。笑笑
快晴
なんなんだよ。笑笑
咲月
(私が死んでも快晴の心臓として生き続けるから)
咲月
(痛っ………)
快晴
どうかした?
咲月
なんでもないよ。
咲月
(さっきよりも酷くなってる……)
咲月
ね、快晴。
快晴
んー?
咲月
快晴に渡したいプレゼントがあるんだ。
快晴
何なに?笑笑
咲月
それはね……
私は胸に手を当てた
咲月
私の心臓……
快晴
……えっ…?
咲月
嬉しい?
快晴
え、ちょっと待てよ
快晴
心臓って………
咲月
私死ぬんだって、
咲月
あと何秒か何分か何時間か何日か分からないけど死ぬ
快晴
………えっ……?
快晴
嘘だよな?
快晴
なあ!嘘って言えよ!
咲月
嘘って言いたいんだ私も
咲月
でも運命なんだよ……
咲月
私だってもっと生きたかった。
咲月
でももう脳が持たないんだって。
快晴
そんな………。
咲月
だからね、私は生きたい
咲月
快晴の心臓として。
快晴
そんなの………
快晴
そんなの嫌だ
快晴
咲月がいてくれたから生きようと思えた。
快晴
生きてみたいと思えた。
快晴
咲月がいなくなったら……
咲月
ごめんね………
咲月
そろそろ時間みたい………
快晴
え、待てよ!
咲月
快晴。私の心臓で思う存分生きてね。
咲月
これが私からの最後の約束
快晴
なんだよ…
快晴
その約束………
快晴
でも、守ってみせるよ。
咲月
うん!
咲月
ありがとう!
咲月
じゃあ………
咲月
またね。
快晴
おう、またな。
バタッ
咲月はその後回復することもなく この世を去った。
快晴の母
快晴。
快晴
ん……なに?
快晴の母
これ、咲月さんの枕元にあったんだって
快晴
……手紙…?
快晴
快晴
咲月………
医者
快晴君、そろそろ時間だよ
快晴
うん………
快晴
ありがとな。俺の心臓…
快晴
よろしく、咲月の心臓……
医者
さあ、行こうか
快晴
はい
快晴の母
手術成功してよかったね
快晴
うん。
快晴
全然苦しくない
快晴
これも咲月のおかげ……かな
10年後
俺(快晴)は教師になった。
???
いたたた……
快晴
大丈夫?
???
はい!
ありがとうございます
ありがとうございます
快晴
なんで塀なんか登ろうとしたの……?
???
私春からこの学校に通うんです!
快晴
あっ……………
???
なんですか?
快晴
(咲月の笑顔に似てる。)
???
私そろそろ行きますね
快晴
待って……。
???
?
快晴
君……名前は?
???
紗月です。
快晴
紗月………?
快晴
やっと会えたな。
最後までみて頂き ありがとうございました。
最終回、長くなってしまいましたが、 納得いく物語にできて良かったです。
それでは







