俺が桃の国を燃やした次の日
また何時もの日常に戻る
ゴーン、ゴーン、と近くの鐘が鳴り響く
マサイ
ぺけ!今日のおやつ何!?
マサイはこの時間が好き
ぺけたん
今日はブリオッシュです
と、短めに言うと
マサイ
やった!ブリオッシュだ!
と、喜ぶ。俺はこの顔が好き
だからマサイにはずっと笑って欲しい
マサイ
ぺけ!早く食べたい!
ぺけたん
分かりました!すぐに取って参ります!
そう言って、俺はブリオッシュを取りに行った
でも、時間は少なくなっていった
村の方では村人達が叫んでいた
中心に居たのは黄色の鎧を着けた一人の男
ンダホ
王女(王子)を倒すぞー!
「おぉーーーー!!!」
と、王子を倒す気満々だった
それを知らせるためマサイの所へ行った
ぺけたん
マサイ様!村人達がこっちにやって来ます!
マサイ
なぁ.....ぺけっ.....
と、小さな声が聞こえた
ぺけたん
どうしたのですか?マサイ様
マサイ
俺は....殺されるのか.....?
と、泣きながら言ってきた
俺はマサイに死んで欲しくないから小さい頃の記憶を 頼りにマサイにこんなことを話した
ぺけたん
マサイ様、小さい頃抜け道を使って城から出たの覚えてますか?
マサイ
えっ.....覚えてるけど....?
ぺけたん
今、その抜け道を使って城から逃げるのです!
マサイ
でも、王子が居ないときずかれるよ!
ぺけたん
大丈夫です!俺に良い考えがあります
マサイ
.......?
マサイはまだ分かっていなかったが早くしないと 彼らが襲ってくる
ンダホ
では!皆行くぞ!
徐々にタイムリミットが近付いていく
ぺけたん
(どうか、マサイを逃がしてくれ!)
そう願いながら俺はマサイと共に走るのであった