ー医療室ー
gr
sn
sn
sn
gr
gr
sn
sn
gr
gr
sn
sn
私はどさっと ベッドに下ろされた
隣では回復したのか ゾムさんが目を開けていた
sn
sn
gr
gr
gr
sn
sn
sn
gr
gr
gr
sn
sn
sn
頭痛や吐き気を抑える薬と
睡眠薬を投与しようか
em視点
sn
sn
sn
em
em
em
sn
頭痛を失くすために
お薬入れるからね
em
em
sn
頭が痛すぎてつい顔を しかめてしまう
頭を手で抑える
zm
zm
隣のベッドからガサゴソと音がする
gr
zm
zm
zm
zm
辛かったんやけどな
zm
zm
カーテンを開けて ゾムさんが喋る
ふにゃっとしたゾムは 笑っていた
zm
zm
zm
em
em
em
無理に笑う
zm
zm
em
em
頭痛の波が どんどん激しくなっていて
話に集中ができない
zm
zm
zm
無理させちゃったかも
ゾムさんが 泣きそうにこっちを見ている
…確か
精神が不安定なんやっけ?
発症後は
だからかな
ゾムさんには申し訳ないが
喋れそうにないので手を差し出す
zm
zm
ゾムさんは すぐ 私の手を掴んだ
ぎゅっと 握ってあげる
喋れない代わりだ
zm
zm
zm
zm
訴えるような声で ゾムさんが問いかける
声を聴きながら
目を瞑る
gr
gr
やわじゃないゾ
sn
sn
sn
zm
zm
zm
ゾムさんから 安心した声が聞こえてくる
二人とも優しいな
私は それだけ聞いて 段々と意識を飛ばしていった
gr視点
ー会議室ー
gr
gr
ありがとうだゾ
ut
ut
gr
gr
gr
gr
倒れた
gr
一同が全員頷く
gr
エーミールも今日倒れた
『…え?』
何でエミさんが?
いつも体調管理してるのに?
そんな顔を皆がしている
gr
gr
gr
なんだ
tn
tn
gr
gr
止められていたんだ
gr
kn
kn
shp
shp
gr
gr
ぐっすりゾムと
眠っている
gr
安心しろ
皆が少し穏やかになる
rb
rb
sho
ni
ni
ni
ni
kn
kn
gr
os
os
大丈夫だったんめぅ?
gr
gr
ht
ht
言わなかったの?
gr
gr
gr
tn
tn
俺が
粛清しといてやるで
スッと隣に立つトントンに 震えが止まらない
ht
ht
周りに笑われ
会議室は 騒がしくなっていた