私の世界とあなたの世界

何色にしようか、迷ったとき自分の好きな色にしようと決めている

私は白色が好みだから白色にしよう、あとストレートがこの容姿に似合うからストレートにしよう

髪はさらさらのストレートに髪色は白に変える

夜

ぽすっ

買ってきた化粧水を顔につける

化粧水はとても気持ちよくてひんやりしているからか私もするようになっていた

ﾄﾝﾄﾝ

誰か来たようだ

そういえばここの食事はとても遅く食べるんだった

確か、家族で全員揃って食べないといけなくて父さんが遅く帰ってくるため遅く食べる、そんなルールがある

ｶﾞﾁｬ

ｻﾗｯ

ｶﾗﾝｶﾗﾝ

素早く片付けてベランダに行き、下をみる

そこにはとても綺麗な髪の毛をしていて赤い瞳が透き通っている男の子がいた

下の階から声が聞こえる

結局男の子はこちらをみていたけど別に何も言わなかった

私も話してみないのが悪いのだが

ﾄﾀｯ

ｶﾞﾁｬ ﾊﾟﾀﾝ

ﾄﾀｯ

ﾊﾟｸｯ

ローストビーフを食べるととてもジューシーで美味しかった

こんなのをいつも食べているなんて私には考えられない

結構期待というものはされると辛いものだ

相手が望んでいる結果ではないと暴言を吐かれたりする

私もお父さんからとても期待されていたことがあったような

そういえばこの家はRPGグループを営んでいたんだっけ

綾自身は何を望んでいるのか無視してるくせに罵声だけをあげるなんてみっともない

ｶﾞﾁｬﾝ

私と同じような境遇で虫酸が走ってしまう

ｷﾞﾛｯ

いつもいつも私は跡継ぎじゃないからいいやなんて考えるからこうなってしまうんだ

小さい頃から大層甘えられてたそうだけど実際今もそのままなんだ