前の事件をきっかけに私は小さな島へ引っ越し転校した学校でなんとか生活している。
慣れるのに少し大変だったが、皆いい人で馴染むのに時間は必要なかった。
とはいえ、私は霊と戦ってきた桜木家
桜木 咲夜
桜木 咲夜
四限目の英語が終わりクラスメイトと一緒にお昼を食べていた時、一人の生徒が妙な噂を話しはじめた。
宮本 紗綾
橘 すみれ
桜木 咲夜
宮本 紗綾
桜木 咲夜
宮本 紗綾
橘 すみれ
宮本 紗綾
宮本 紗綾
橘 すみれ
宮本 紗綾
桜木 咲夜
橘 すみれ
桜木 咲夜
宮本 紗綾
橘 すみれ
宮本 紗綾
桜木 咲夜
橘 すみれ
宮本 紗綾
桜木 咲夜
橘 すみれ
桜木 咲夜
宮本 紗綾
橘 すみれ
近藤 轟 先生 (担任)
桜木 咲夜
近藤 轟 先生 (担任)
桜木 咲夜
近藤 轟 先生 (担任)
近藤 轟 先生 (担任)
近藤 轟 先生 (担任)
近藤 轟 先生 (担任)
桜木 咲夜
近藤 轟 先生 (担任)
近藤 轟 先生 (担任)
桜木 咲夜
近藤 轟 先生 (担任)
桜木 咲夜
桜木 咲夜
近藤 轟 先生 (担任)
近藤 轟 先生 (担任)
桜木 咲夜
近藤 轟 先生 (担任)
桜木 咲夜
近藤 轟 先生 (担任)
近藤 轟 先生 (担任)
桜木 咲夜
近藤 轟 先生 (担任)
近藤先生は手を上げ職員室へと帰って行った。
教室へ戻り昼食を済ませた桜木はクラスメイトに早く帰るよう促す。
宮本 紗綾
橘 すみれ
桜木 咲夜
桜木は自分の指輪を見つめる。
指輪は何も反応してないが、脳内に過去の記憶がフラッシュバックされる。
桜木 咲夜
桜木 咲夜
桜木は歩いて自宅へ向かっていると、左人差し指に付けていた指輪が青白く輝き出した。
桜木 咲夜
桜木 咲夜
すると、カサカサと生い茂った草の中から体長1m程の巨大なカマキリ達が桜木を囲みだした。
カマキリ
桜木 咲夜
桜木は刀を抜きカマキリを斬りつける。
カマキリは威嚇をしてるだけで、何もしてこない。だが仲間を1人斬られたからか、威嚇が少し激しくなった。
桜木 咲夜
桜木は道を開けるように目の前にいるカマキリを斬ると次から次へと湧いて出てきた。
桜木 咲夜
すると背後から何かが潰される音が聞こえ、後ろを振り向くとカマキリを潰した一人の男が現れた。
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
男が拳を握り構えるとカマキリは男の圧に一歩下がる。
東雲 司
男はカマキリの顔に蹴りを入れ鎌の腕をちぎった後、背後に忍び寄っていたカマキリの首に鎌を掛け切り落とす。
男の戦闘はめちゃくちゃだが、戦闘慣れしている動きだとわかった。
桜木 咲夜
そう言った桜木の背後に一体のカマキリが不意を突いた。
しかし、男は桜木を退かしカマキリの首をへし折る。
桜木 咲夜
男の胸に顔をうずくめてしまった桜木は頬が赤く火照った。
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
男は近くの神社の階段を見つると、桜木の手を取り神社へ向かった。
桜木 咲夜
東雲 司
神社に着き小さな小屋の中に隠れると、男は靴を脱ぎくつろいだ。
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
桜木は男の手を見ると自分と同じ指輪をつけていた。
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
桜木 咲夜
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
桜木 咲夜
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
東雲 司
桜木 咲夜
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
桜木 咲夜
辺りが暗くなりはじめ桜木は疲労のせいか、その場で眠ってしまった。
夢の中、暗黒の世界にポツンと大きな満月が光り輝いていた。
桜木 咲夜
月の下には真っ赤な桜の木が植えられ、地割れから赤い光が溢れる。
そこに一人、般若の面を着けた男が桜の木の下にいた。
桜木 咲夜
???
般若は手を伸ばすと目の前から数多の妖怪達が地を割り這い出てくる。
桜木 咲夜
???
桜木 咲夜
数多の妖怪達は列をなして桜木を避け向かってる街へ歩き続ける。
桜木 咲夜
突如暗くなり、目の前に般若の面が現れると、お面の目から人の目が見えた。
桜木 咲夜
???
目を開けると布団の中で寝ていた。
窓から微かに入る光が朝を知らせる。
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
桜木 咲夜
東雲と一緒に座って汁物を食べてるお坊さんが軽く会釈する。
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
郷島 一
桜木 咲夜
挨拶をかわすと桜木のお腹からぐぅ、とひねるような音が漏れてしまった。
桜木 咲夜
郷島 一
そう言って桜木に温かい具が沢山入った豚汁を渡す。
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
箸で人参を取ると人参の形は花の形に切られている、具は多く出汁と味噌がバッチリ効いている。
桜木 咲夜
お坊さんが作ったと言っても信じられない程の味の濃さ、若者の味のよう…
しかし、野菜の出汁のおかげでこってりしていながらもしつこくなく滋味深い味わい。
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
郷島 一
豚汁を食べていると桜木の携帯にメールが届いた。
桜木 咲夜
東雲 司
メールの内容には、学校からで連続誘拐事件の関係で今日から臨時休校となる内容だった。
桜木 咲夜
東雲 司
桜木は携帯のメール画面を東雲に見せると両親から電話が掛かってきた。
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
東雲は得意気にデマを言い説得する。
郷島 一
桜木 咲夜
郷島 一
郷島 一
桜木 咲夜
郷島 一
郷島 一
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
郷島 一
郷島 一
東雲 司
東雲 司
桜木 咲夜
桜木 咲夜
郷島 一
郷島はゆっくりと立ち上がると札のような紙切れを桜木に渡した。
桜木 咲夜
郷島 一
郷島 一
桜木 咲夜
桜木 咲夜
東雲 司
郷島 一
東雲 司
東雲 司
桜木は周囲を見渡し安全を確認すると札を投げ斬りつける。
桜木 咲夜
東雲 司
札が斬れた途端、刀に紅い波紋が入り刀は青い光を失い赤へと変わった。
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
2人は足並み揃えて高校へと目指した。
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
2人はカマキリの化け物に近づくと女性の悲鳴が響いた。
宮本 紗綾
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
カマキリは紗綾の衣服を破かせ羽交い締めをする
宮本 紗綾
カマキリ
東雲 司
桜木 咲夜
カマキリ
2人の背後には鎌を大きく広げる一体のカマキリが近づいてくる。
東雲 司
桜木 咲夜
桜木は駆け込んで目の前にいるカマキリの首を切り落とす。
東雲 司
東雲は背後にいるカマキリの脚を引きちぎって体勢を崩した後、頭を握りつぶした。
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
東雲は紗綾を抱き上げて開いたままの教室の窓へ侵入する。
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
すると、東雲はポケットから小瓶を取りだし液体を紗綾の裸に撒き散らす。
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
2人は教室から出ると酸味の強い腐敗臭が鼻を刺激した。
桜木 咲夜
東雲 司
学校の廊下には原型の無い肉の塊がゴロゴロと転がっていた。
東雲 司
東雲は肉塊を摘んでみる。 ドロっとした液体が溢れるとそこから腐敗臭が吹き出してくる。
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
桜木は肉塊に近づくと、人の髪の毛がちらほら見えた。
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
桜木は肉塊の元が人間と分かると辺りに散らばってる肉塊の認識が変わっていく
妙に脈打ってる肉塊や、呼吸するかのように膨らんだり縮んだりをしてる肉塊
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
そして、桜木は脈打ってる肉塊に目を向けると人の顔の皮が微かに残っていた。
桜木 咲夜
その顔は昨日、朝で会話していた橘すみれのものだった
桜木 咲夜
桜木は膝から崩れ落ちて涙を流しはじめる。
桜木 咲夜
東雲 司
泣く桜木を横にすみれの肉塊には大きなヒビが入っていた。
東雲 司
すると、ヒビの中から小さなカマキリが顔を出した。
東雲 司
東雲は小さなカマキリを握り潰す
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
すると、校内が激しく揺れ始める
東雲 司
桜木はゆっくりと立ち上がり涙を拭った
東雲 司
桜木 咲夜
すると、体育館の方から大きな咆哮が響き渡った。
東雲 司
桜木 咲夜
桜木は刀を強く握りしめて体育館へ歩き出す。
東雲 司
薄暗い体育館の中、そこに大きな樹木のような影が聳えていた。
桜木 咲夜
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
東雲 司
桜木 咲夜
東雲 司
すると、2人の指輪が強く光出すと、天井から数多のカマキリが襲ってくる。
東雲 司
桜木は霊獣に向かって赤く輝く刃を刺そうとすると、霊獣は長いツルを鞭のようにして桜木の刃を弾く。
桜木 咲夜
東雲 司
桜木は立ち上がって、走り出し向かってくるツルを華麗に避ける。
桜木 咲夜
ツルが上へ浮くと、赤い刃を斬りこむと霊獣は体勢を崩して揺れはじめる。
次の瞬間、無数のツルが桜木を覆うように迫る。
桜木 咲夜
桜木はそう叫ぶと無数のツルは跡形もなく消滅した。
東雲 司
桜木 咲夜
桜木は霊獣の身体に赤い刃を刺し込むと霊獣は灰のように粉々になった。
後を追うようにカマキリも姿を消した。 しかし、姿を消さず残るものもあった。
桜木 咲夜
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